【エンタメ総合】
綾小路翔、セレモニアルピッチで小ネタ スベって苦笑い スタジアムで「自分の心臓の音しか聞こえない」

『鷹祭 SUMMER BOOST 2025』4日目でセレモニアルピッチに登場した氣志團の綾小路翔 (C)ORICON NewS inc.


 氣志團の綾小路翔が2日、みずほPayPayドーム福岡で開催中の『鷹祭 SUMMER BOOST 2025』(対東北楽天ゴールデンイーグルス戦)4日目のセレモニアルピッチに登場した。



【写真】豪快なフォームで投げ込んだ氣志團の綾小路翔



 セレモニアルピッチのマウンドに立った綾小路だが、不安に思い、メンバーをちらり。何かを察した氣志團のメンバーたちはマウンドに集合した。少し相談すると、メンバーから自然と“俺やるよ!”と手が挙がり、最後に綾小路が手を挙げると“どうぞ、どうぞ”。ダチョウ倶楽部の団体芸を披露していた。改めて、マウンドに立った綾小路が振りかぶって投じた渾身の1球は三塁側に逸れ、ワンバウンドとなって捕手役の庄子雄大のグラブに収まった。



 事前の練習について問われると「イメージトレーニングを1年」と明かした。昨年のロッテ戦でのセレモニアルピッチをしたが大暴投で、地元での二つ名「房総の狂犬」にちなんだ「暴投の狂犬」と呼ばれる事態に。「そこを修正するために1年のイメージトレーニングを。先ほど、ブルペンで投げたところイメージだけではいかないと知りまして(笑)。隣で和気あいあいとキャッチボールをしているメンバーを『気が散るからやめてくれないかな』と怒鳴りつけるという(笑)。余裕のなさ全開でした」と裏話。7月に東京ドームで行われた『ソフトバンクホークス誕生20周年デー in 東京』を観戦したという。始球式を反町隆史が務め、見事な投球を見せていたが綾小路は「見事なピッチングで。周りの人が『反町カッコいい!』大歓声。1人だけ真っ青になっちゃって…。世を忍ぶ仮の姿ですから『なんでコイツ盛り下がっているんだ?』と思われていたんですけど、こんなスゴいところで投げるんだと思った」と口にしていた。



 そんな中で立ったマウンド。綾小路は「サッカーと野球で分けられた時にサッカーに行ったタイプだった。野球は憧れだけを持ち続けながら、なかなかプレーをしたことがなかった。こんなにもプレッシャーを感じるものか、と」と振り返る。GACKTのファーストピッチセレモニーに乱入したゴールデンボンバー・鬼龍院翔の話題を出しつつ「メンバーにも最後に相談したんですけど結局、僕だった(笑)。腹を括りまして。全力の投球を頑張りました」と“どうぞ、どうぞ”の理由を笑顔で語っていた。



 そんな綾小路のトークに報道陣には笑いが。綾小路は「皆さんが失笑してくれたおかげで、なんとかなりました…。ドームでは一人も笑わなくて…。ドーム中の人々から失笑も起きないのを体験した(笑)。ドームを無音にさせた後の投球は意外と心安らかに。自分の心臓の音しか聞こえない。綾小路の1球でした。あんなにわいていたのに…。なかなかの経験でした。投球に関しても、茶番に関しても付け焼き刃で。世の中の皆さんに付け焼き刃はやってはいけないと伝えたい」と苦笑い。西園寺瞳は「よかったですよ。プロ野球にもダチョウ倶楽部さんにもリスペクトを持ってやっていますから」とフォローしていた。



 『鷹祭 SUMMER BOOST 2025』は、野球イベントの枠を超え、チーム、ファン、福岡のまちが共に創り上げる夏のエンターテイメントイベント。今年のユニフォームは、闘志と高揚感を表す力強い「カチドキレッド」をベースカラーに採用し、球団史上初の背ネーム“フルネーム表記”が選手の存在感をより際立たせるデザインに。7月26日、27日、8月1日~3日の5試合で選手が着用し、入場者にレプリカを配布する。また、DJ KOOがRemixを担当した「いざゆけ若鷹軍団 鷹祭 SUMMER BOOST Remix」を今年も『鷹祭 SUMMER BOOST』で使用する。



 今年は、7月26日、27日にDJ KOO(from TRF)、8月1日にDJ MOCA(ベリーグッドマン)、8月2日、3日にDJ 和がDJパフォーマンスを、7月26日にAKB48、7月27日に米米CLUB、8月1日に荻野目洋子、8月2日に氣志團、8月3日に三代目 J SOUL BROTHERSが音楽ライブを実施。さらに7月26日に篠田麻里子、7月27日にハリウッドザコシショウ、友田オレ、8月1日にValuence INFINITIES、8月2日にDRUM TAOがゲストとして出演する。

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