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『能面検事』第4話、前田拓海(大西流星)の過去に驚がく「ハードな人生だった」「紙のプロやん」【ネタバレあり】

俳優の上川隆也が主演を務めるテレビ東京ドラマ9『能面検事』(毎週金曜 後9:00~)の第4話が、1日に放送された。以下、ネタバレ含みます。
【写真】『能面検事』第4話相関図
原作は、“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里氏による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度(そんたく)はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。不破が、権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、むしろそれらを圧倒しながら事件の真相を暴いていく痛快なリーガルミステリー。
不破は留学生による戸籍売買が絡んだ刺殺事件を担当することに。一方、大阪府内にある荻山学園の“国有地払い下げ問題”に伴う贈収賄疑惑が世間を騒がせ、便宜を図ったとされる近畿財務局の調整官・安田啓輔(少路勇介)が被疑者として浮上。高峰(竹財輝之助)ら大阪地検特捜部が近畿財務局への家宅捜索を行う。
そんな中、大阪地検特捜部により近畿財務局から押収された文書の一部が改ざんされていたことが判明する。大阪地検総務課事務官の前田拓海(大西流星)が、文書の紙の質の違いから見抜いた。改ざんできたのは、近畿財務局か大阪地検特捜部の内部の人間。そこで捜査の担当者として不破に白羽の矢が立った。
不破は「命令ではないならお断りします」と一度は拒否するが、正式な命令が下り、捜査チームに合流することに。捜査の過程で、もともと不破が扱っていた刺殺事件、その背景にあった戸籍売買とのつながりが明らかになっていく。
文書改ざんが起こった経緯を探る不破は、近畿財務局から押収した文書のコピーを担当した前田から聞き取りを行う。そこで前田は、自分の父親が昔、大阪地検に在籍し、大阪地検で以前起きた文書改ざん事件で責任をとって辞職した検事だったと告白する。さらに、辞職後、父親が体調を崩し、両親も離婚したため、学生時代はアルバイトに努めなければならなかったと打ち明ける。
特に長く続けていた印刷屋のバイトでの経験により紙の質の違いに気づけたと言う前田。改ざんで使われた文書が大阪地検で使われている用紙であったという前田の証言から、改ざんした犯人が大阪地検内部に絞られる。
第4話で前田の過去が明らかになり、視聴者からは「拓海くんにそんな過去が 紙の質までわかるの凄いな」「前田くん、ハードな人生だった」「前田事務官にそんな過去が…苦労したんだね…泣」「紙質気づけるたくみくん素敵デキる男」「紙さわっただけでメーカーの違いも分かるって紙のプロやん」といったコメントが寄せられた。
物語は、改ざんしたと思われる大阪地検内部のまさかの人物が明らかに。さらにその背景にある、より大きな事件が浮かび上がってくる。
なお、TVerで見逃し配信中。