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妻夫木聡、日曜劇場主演の背景  “人間と競走馬の壮大物語”…原作者は「とんでもない脚本」予告

10月期日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に主演する妻夫木聡 (C)TBS


 俳優の妻夫木聡(44)が、TBS系の10月期日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(毎週日曜 後9:00)の主演を務めることが5日、発表された。



【画像】人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語…『ザ・ロイヤルファミリー』原作書影



 山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の同名小説(新潮文庫刊)を実写ドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語となる。



 妻夫木は、税理士・栗須栄治(くりす・えいじ)役。栗須は、税理士事務所を営む父を尊敬し、父と一緒に働くことを夢見て大手税理士法人に就職するが、あることをきっかけに税理士として挫折。そんな中、馬主である山王耕造(さんのう・こうぞう)との出会う。



 原作の早見氏の作品は、これまでも複数映像化されてきた。昨年6月期のTBS金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』のほか、2014年公開の映画『ぼくたちの家族』では、妻夫木が主演している。



 妻夫木は「この物語は馬と人間の継承の物語で、そんな壮大なお話をドラマでじっくり表現できるというのが本当に嬉しかったです。あと、原作者の早見さんとはもともと仲良くさせていただいていて、早見さんからも『ぜひこの栗須という役を演じてほしい』と言っていただき、必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とても嬉しかったです」とコメントし、撮影を待ち望む。



 早見氏は「以前から『ザ・ロイヤルファミリー』が映像化されるとしたら、枠は『日曜劇場』しかないと思っていました。とんでもない脚本ができています。心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています」と予告。「『楽しみにしています』と放り投げるつもりはありません。僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたいと思っています」と期待を込める。



■主演・妻夫木聡 コメント

この物語は馬と人間の継承の物語で、そんな壮大なお話をドラマでじっくり表現できるというのが本当に嬉しかったです。あと、原作者の早見さんとはもともと仲良くさせていただいていて、早見さんからも「ぜひこの栗須という役を演じてほしい」と言っていただき、必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とても嬉しかったです。

これだけ愛や希望が詰まった作品というのはなかなかないので、このファミリーの一員としてドラマに携われることが本当に光栄ですし、撮影がとにかく楽しみです。

どの時代でも、受け継がれていく未来への希望というものがあります。何を想い、次の世代に託していくのか。みなさんもその生き証人として、感動に満ちた瞬間を見守っていてほしいです。きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると、僕は確信しています。



■プロデュース・加藤章一 コメント

このドラマは競馬に関わる人間たちの、夢と情熱に溢れた20年間の物語です。

先行きの見えない不安や、生きづらさを抱える方たちが多いと言われる昨今、「夢」を思い描いたり、語ることさえも難しくなっていると感じています。

このドラマの主人公たちは競走馬に大きな「夢」をのせて、様々な困難に立ち向かっていきます。超えられない壁にぶつかった時は、「家族や仲間たちとの絆」、「人と人との繋がり」を力に変えて、立ち向かっていきます。

この作品も「人と人との繋がり」から生まれました。早見先生の素晴らしい原作との出会いや、妻夫木さんはじめ素敵な出演者の皆様、頼りがいのあるスタッフたちは、これまでの繋がりがきっかけで集まってくれました。

またJRAさんはもとより、馬主さん、調教師さん、ジョッキーさんなど競馬関係者の皆様には、人の繋がりから始まって、今回多大なご協力をいただいています。

恥ずかしがらずに「夢」を語れる、そんなきっかけになるようなドラマを日曜日の夜にお届けします。



■演出・塚原あゆ子 コメント

愛情と生命力にあふれた熱狂を、妻夫木さんはじめ、素晴らしいキャストと共にお届けします。

原作の持つ壮大な世界観をどう表現できるのか、スタッフ一同、頭を悩ませていますが、競馬関係者の皆様のご協力を支えに、美しい北海道の風景と新しい映像体験を全力で目指していきます。

2025年秋、是非、ご覧ください!



■原作・早見和真 コメント

以前から『ザ・ロイヤルファミリー』が映像化されるとしたら、枠は「日曜劇場」しかないと思っていました。

とんでもない脚本ができています。

心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています。

「楽しみにしています」と放り投げるつもりはありません。

僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたいと思っています。

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