【映画】
ゆりやんレトリィバァ、恋愛経験すべてを詰めこんだ初監督映画『禍禍女』2026年公開決定 LAでワールドプレミアへ

ゆりやんレトリィバァ初監督作品、映画『禍禍女』2026年全国公開決定


 芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど、ジャンルを問わず活躍するゆりやんレトリィバァが、ついに映画監督としての一歩を踏み出す。初監督作品『禍禍女(まがまがおんな)』が、2026年に全国公開されることが決定した。



【動画】「禍禍女」という聞き慣れないワードが耳に残る特報



 『女芸人No.1決定戦 THE W』や『R-1グランプリ』で優勝し、日本のお笑い界を席巻。アメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』への出演や、Netflixシリーズ『極悪女王』での主演、そしてアーティスト名義「YURIYAN RETRIEVER」としてのメジャーデビューなど、挑戦を続けるゆりやん。2024年には活動拠点をロサンゼルスに移し、芸人として、表現者として、さらなる飛躍を遂げている。



 本作は、ゆりやんが2021年にテレビ番組で「映画監督に挑戦したい」と語ったことをきっかけに、高橋大典プロデューサー(K2 Pictures)が声をかけて始動。2024年のカンヌ国際映画祭期間中に現地で監督デビューを発表し、ついに『禍禍女』が完成した。



 プロデューサーは、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会い、彼女の“恋バナ”を聞き続けたという。その経験すべてが注ぎ込まれた(!?)本作のジャンルは“恋愛映画”だ。



 解禁された特報映像では、真っ赤なリップを塗った女性や金髪の女性、制服姿の少女たちが「禍禍女」と囁く、不穏でインパクトあるシーンが連続。やがて「Who is the director?」という問いかけに答えるように、真っ赤なリップの女性の正体がゆりやん本人であることが明かされ、報道陣に囲まれた堂々たる監督姿を披露する。ラストは撮影現場で「よーい、スタート!」と声をかける映画監督としてのリアルな姿が映し出され、印象的な締めくくりとなっている。



 あわせて公開されたティザービジュアルは、笑顔のゆりやんに「次は映画監督!」の大きな文字が重なる、勢いに満ちた仕上がり。映画界への本格的な挑戦を宣言するようなビジュアルだ。



 ゆりやん監督は、初の映画監督業に「昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!」とコメント。



 さらに、作品の内容に関して「この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!」と皮肉ともとれるコメントを寄せている。



 本作は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで9月に開催される米国最大のジャンル映画祭「第13回Beyond Fest」にてワールドプレミアを飾ることも決定。ホラー、SF、ファンタジー、ブラックコメディなどのジャンル映画の上映に重点を置くこの映画祭のメイン会場は、なんと、映画の聖地・ハリウッドで100年以上の歴史を誇る映画の殿堂Egyptian Theatre(エジプシャンシアター)で、公式スポンサーは『パラサイト 半地下の家族』や『ANORA アノーラ』、そして今年のジャファル・パナヒ監督作『It Was Just an Accident(英題)』など6年連続でカンヌ国際映画祭パルムドール作品の北米配給権を独占している米国配給会社「NEON」が務めている。



 昨年のゲストは、アル・パチーノ、キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、ジェームス・キャメロン監督、サム・ライミ監督、ショーン・ベイカー監督などハリウッドで名だたる俳優・監督たちを迎え、観客動員としても米国最大級の映画祭だ。



 『禍禍女』の選定理由について、作品選定責任者のエヴリム・エルソイ氏は、「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に『こんな作品と出会いたい』と願ってやまないような一本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。BeyondFestがこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」とコメントを寄せている。



 ゆりやん監督も、「初めての映画祭がLA、しかもBeyond Festなんて…本当に光栄で、身の引き締まる思いです。ウエストも引き締まる思いです」と、彼女らしいコメントで喜びを表現した。



 映画『禍禍女』のストーリーやキャストは、今後順次発表予定。ジャンルレスに活躍してきたゆりやんレトリィバァが、自らの恋愛を原動力に生み出した一作が、いよいよ世界に羽ばたく。



■監督:ゆりやんレトリィバァのコメント



 昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。

 この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。

 芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!

 この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!

 ありがとう!!!!!!ハリウッドいきたい!

 よろしくお願いいたします!ぜひご覧ください!



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