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秋田汐梨、ピュアすぎる役柄に苦労 撮影ではIMP.影山拓也の盛り上げに感謝「本当に助けられました」

7日スタートのMBSドラマフィル枠『私の彼が姉の夫になった理由』(毎週木曜 深1:29)第1話先行上映会&トークイベントが都内で行われ、俳優の秋田汐梨が登壇した。
【写真】役とはぜんぜん違う!和気あいあいと楽しむ秋田汐梨&影山拓也&高田里穂
この日は第1話が上映されたあとにトリプル主演を務める秋田、IMP.の影山拓也、高田里穂が登壇してトーク。オファーを受けたときの感想について、秋田は「私は今まで、二面性のある役だったりとか、物語をかき乱すようと演じさせていただくことがすごく多かった」とし、「逆に振り回される役っていうのは演じたことがなかったので、できるかな、と。かき乱すのもすごい大事だけど、受け取る側のお芝居もすごい大事だなと思うので、頑張ろうって思いました」と、不安がありつつも体当たりで挑んだことを明かした。
演じる役柄については、「愛子はどうやって今まで生きてきたんだろうっていうくらいピュア」と表現。「お姉ちゃんと彼氏が結婚したよって聞いて、そのまま受け入れちゃう心の綺麗さがあって、それが私自身はすごくピュアな子で真っ直ぐな子だと思って演じてたんですけど、それは人から見るとちょっとなんか妬みにもつながったりするような女の子なのかなっていうふうに思ってました」としつつ、「お姉ちゃんと彼氏が結婚したよって聞いてから飲み込むまでのスピードがすごく早くて。台本を読んでたら、どこで愛子が応援しようっていう気持ちになったのかが全然わからなくて」と役柄への理解に苦労したことを告白。「自分だったらまだ全然困惑してるだろうなってとこでも愛子は一緒にご飯食べてたりしたので、どこでどういうふうに愛子が考えてるのかみたいなのはすごく意識して台本を読み解くようにして、それをちゃんとお芝居として表情で表現できるようにっていうのは、すごく工夫した点ではありますね」と明かした。
また、秋田は「私、すごく人見知りで。話しかけていただかないと打ち解けるのがちょっと難しいんですけど」とし、「初日の病院のシーンを撮ってたんですけど、私が事故に遭って1週間後に目が覚めるシーン。その日の最後にオープニングの撮影があって、そこで声は使われないので楽しそうに笑ってくださいって急に言われて」と、まだ打ち解ける前に「影山さんが始まる前に『俺、マジでおもしろいエピソードあります!』みたいな感じで笑わせていただいた」と明かした。影山が「メンバーに話すともうバカウケするんです。でも激滑りですよ」と冷や汗をかいたと訂正するも、秋田は高田とともに影山に笑顔にしてもらったと主張。「本当に助けられましたね」と笑い合っていた。
本作は、美桜せりな氏による同名の人気コミックスを実写化。恋も仕事も順調だった妹・愛子(秋田)が突然階段から転落し、意識不明となって、目覚めると…なぜか幼なじみで恋人だった優馬(影山)が姉・紗栄子(高田)と結婚していた。仕事のチャンスも失い、想像を絶する悲劇に巻き込まれ、次々と愛子を襲う展開と、愛子・優馬・紗栄子を巡る愛と復讐に思わずのめり込んでしまう愛憎サスペンス。
脚本は、『ようこそ~家族のかたち~』『離婚後夜』『肝臓を奪われた妻』などの映像作品を手掛けた遠山絵梨香氏、監督は、『低体温男子になつかれました。』『ホンノウスイッチ』『青島くんはいじわる』などで監督を務めた藤澤浩和氏のタッグで描かれる。