【エンタメ総合】
櫻井翔、ミサイル艇に乗艦取材 桝太一と『バンキシャ!』特別編出演「みなさんに響くメッセージになったらいいな」【コメント全文】

『真相報道バンキシャ!特別編 “終末時計”を早める世界のトップたち』より櫻井翔(C)日本テレビ


 日本テレビ・NNN各局の戦後80年プロジェクト「いまを、戦前にさせない」のメッセンジャーを務める櫻井翔が、15日放送『真相報道バンキシャ!特別編 “終末時計”を早める世界のトップたち』(後7:00~後8:54)に出演する。



【番組カット】バンキシャスタジオでの櫻井翔&桝太一



 同番組の軸となるのは、科学者たちが“人類最後の日”を象徴的に示す“終末時計”。2025年現在、残された時間はこれまでで最も終末に近い89秒となっている。いま針を進めるのは誰なのか。15年以上にわたり戦争を取材してきた櫻井と同番組メインキャスターの桝太一が“戦争の予兆”ともみてとれる現場を徹底取材する。



 プーチン政権は、ウクライナ侵攻や核兵器の開発などで終末時計を7分以上進めることに関係してきた。近年、日本近海を通るロシア艦艇が急増している。櫻井はその艦艇に近づき監視を行う「ミサイル艇」に乗艦し、日本の近海で何が起きているのか、国防の最前線を目の当たりにした。



 ニューヨークのバーに潜入すると“トランプ支持者”が集まるパーティーが行われていた。一方、桝が目撃したのは「王はいらない」と訴える巨大デモ行進。トランプ政権を恐れ、アメリカ国外への移住を選んだ家族もいる。これまで終末時計を1分20秒進めたことに関わったトランプ政権を取材すると、過去の独裁者との共通点が浮かび上がった。



 北朝鮮は、弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、終末時計を早めている。兵器開発の資金源のひとつとみられるのが北朝鮮の出稼ぎ労働者。同番組はモスクワの物流倉庫へ向かい、そこで驚きの証言を得た。



 政府は、鹿児島の離島で1兆円を超える予算を投入し“自衛隊の巨大施設”を建設中。工事関係者は6000人である。巨大施設の全貌を空・陸から徹底取材する。



 同番組には、佐藤和孝、松田好花(日向坂46)、ヒコロヒー、伊沢拓司、田中卓志さん(アンガールズ)もスタジオゲストとして出演する。



【コメント全文】

■櫻井翔

まずは『バンキシャ!』の黄色いセットの中に自分が入って収録にのぞんだことが、本当に不思議な感覚でソワソワしました。私と桝さんは同学年で40代半ば。戦争が終わって約40年が経った頃に生まれて、そこから約40年が経って今を迎えているという時間軸の中にいます。こうして桝さんと2人で戦後80年の番組を担当できたことは、自分たちの中で大きなメッセージを持っていますし、みなさんに響くメッセージになったらいいなと思います。



ただ、番組を通して何か答えを出せるものでもないと思いますし、正解を届けられる番組でもないのかもしれません。番組に対して「そうじゃない」と思う意見も受け入れながら、この放送を通して「ああだよね、こうだよね」と、みなさんの中で幅広い議論が生まれるきっかけになったらと願っています。



■桝太一

櫻井さんと全く同じ感情で、戦後80年の間で40代半ばの私たち2人というのは、ちょうどバトンをつなぐ中間走者みたいな立ち位置だと思っています。私たちがバトンを落としてしまうと、次の世代にバトンがつながらない。でもどんな形でバトンをつなげば良いのかと問われると、それはすごく難しいことだとも感じています。



今回の番組では、これまでにないくらいに「今、目の前にある現実に向き合った」と思います。答えのないところにもかなり踏み込んでいったという印象もあって、私たちも「この話のゴールはどこにあるんだろう?」と、分からなくなることもありました。でも、そう感じることこそが、安易に正解を決めずに「みんなで議論すること」であり、きっと今の時代に本当に求められている“正解”なんだろうと思います。

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