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漫画『不条理雑貨店 UNREAL』実写化 染谷俊之&小西詠斗がW主演、ミステリアスな店主と高校生に【コメント】

漫画『不条理雑貨店 UNREAL』が、俳優・染谷俊之と小西詠斗のW主演でドラマ&舞台化されることが20日、発表された。ドラマ『UNREAL-不条理雑貨店-』は、テレビ大阪などで10月スタート。ミステリアスなキービジュアルが公開された。
【画像】似てる? ドラマ&舞台化記念の漫画イラスト
原作漫画(コミック:片山愁、原作:ヨダカケイ)は、隔月刊「ウィングス」(新書館)で連載中。実写化にあたり、舞台『刀剣乱舞』やドラマ&舞台『Solliev0』などの染谷と、舞台『進撃の巨人』-the Musical-やドラマ『タカラのびいどろ』などの小西が、ともにテレビ大阪ドラマ初主演を果たす。
染谷は、怪しげなアンティーク雑貨店「UNREAL」の主人でミステリアスな男・ヤギオ役。小西は、ヤギオの世話を焼く高校生・濱家宗哉役。年齢が離れた2人の間に、絆と宿命が生まれる。
ドラマの監督は、『相棒』シリーズや映画『探偵はBARにいる』などの橋本一氏が務める。脚本は、烏丸棗氏が担当する。テレビ大阪(10月13日スタート、毎週月曜 深夜1:05 ※初回15分遅れ)のほか、テレビ愛知(10月13日スタート、毎週月曜 深1:30)、BSテレ東(10月16日スタート、毎週木曜 深0:30)で放送。30分×全6話。
舞台は、2026年1月に上演予定。ドラマでは描かれなかったエピソードやその先の物語を描く。
■ヤギオ役:染谷俊之 コメント
原作を読ませていただき、「UNREAL」の世界観に一気に引き込まれ、ドラマの脚本は、原作の魅力そのままでオリジナルの要素もあり、謎が謎を呼ぶ展開が面白くて、どう演じようかワクワクしながら読ませていただきました。撮影が始まってから、漫画の世界から飛び出してきたようなロケーションや、キャストのみなさんのビジュアルと演技に、毎日刺激をもらいながら楽しく演じさせていただきました。ドラマで終わりではなく、舞台上で生でお客様にお届けできるのをとてもうれしく思います。ぜひドラマを楽しんで、結末を舞台で見届けてください。
■濱家宗哉役:小西詠斗 コメント
濱家宗哉を演じさせていただきました、小西詠斗です。怪しげな雑貨店、ヤギオと宗哉の不思議な関係がとても魅力的で、初めて台本を読んだときは先が気になりすぎて、あっという間に読み終えてしまいました。撮影では大変なシーンもありましたが、とても明るい現場で、皆さんと共に全力で撮影に臨むことができました。このドラマの世界観を、ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです!
■原作:ヨダカケイ氏 コメント
初めてこのお話をいただいた時、驚いたは驚いたのですが、正直なところ自分には関係ないけれど素敵な出来事のニュース、という感覚で捉えていました。全ての原作者がそうなのかはわかりませんが、少なくとも私はあまり原作者としてどうのこうの、という感情や主張が無い種類の生き物のようです。
そんな私でも撮影現場では演技中の小西詠斗さんを見て「ああ、ムネチカが生きてそこにいる」と震え、感動しました。表情のひとつひとつ、声、瞳のハイライトに至るまですべてがムネチカそのものでした。彼を目にした人間はみんなヤギオの気持ちを追体験できるんじゃないか、と思います。
そして染谷俊之さん。
美しい生き物の代名詞のような男性なのに、気さくでスマートなお人柄なのに、カメラを通すと『染谷さん』はこの世界から消えてしまって、“ヤギオ”がそこにいました。ヤギオが憑依している、というよりもヤギオそのものが突然現れた、としか思えず、それはある意味恐ろしい、すごい体験でした。
この運命の怪物どもの美しさと凄絶さを、お二人のその声に視線に指先に表情にのせて、画面を通して届けていただけることを心より感謝しております。
■番組内容
美しい骨董品が並び、不思議な雰囲気が漂う雑貨店「UNREAL」。店主のヤギオ(染谷俊之)は、いつもアンティーク雑貨店に似つかわしくないジャージ姿で、近くのカフェで働く宗哉〈ムネチカ〉(小西詠斗)に世話を焼かれている。
そんな「UNREAL」に訪れる客たちは、自らの願いに導かれるかのように妖しげな魅力を持つ骨董品を手に取るが、それぞれの骨董品には絶対に守らなければならない“注意事項”が存在し…。そして店主であるヤギオ自身もある願いを抱えていた。
罪深き者たちが集う不思議な雑貨店「UNREAL」を舞台に繰り広げられる、夢か幻か、不思議な雑貨店をめぐるデイドリーム・ファンタジー。