
【エンタメ総合】
影山優佳、幼少期は「先生を論破」する子どもだった…エピソード明かす【オリコンライターズ】

覆面ライターがタレントを取材し、その素顔に迫る番組『ライターズ!』(日本テレビ系)。24日(深 1:30)の放送は、 26日午後9時に放送の『日本ダ・ダ・ダ大移動』(日本テレビ系)にゲスト出演する影山優佳が登場する。『日本ダ・ダ・ダ大移動』の見どころのほか、影山の“知識欲”についても聞いた。
【撮り下ろし】横顔もキュート!やわらかな笑みを浮かべる影山優佳(2023年)
■日々「地理」に親しみゲームもプレイ
『日本ダ・ダ・ダ大移動』は、47都道府県で今人気が急上昇している観光地をNTTドコモの携帯電話9100万台の位置情報データを元に分析、各県ごとのランキング形式で発表していく。満島真之介・阿川佐和子がMCを務め、ゲストとして影山のほか、石原良純、山里亮太、剣翔桃太郎、水卜麻美が出演する。
影山は「日本全国の魅力を再認識できる番組」とその内容を説明。「『夏休みでこの県に行きたいけど、人が混みすぎてると…』『この夏、暑いから外にずっと待たされるのは…』となったときに、新しい旅路の選択肢が増えるような番組」という。
番組内でのランキングは、昨年の同時期と比較した“上昇率”によるもの。今年集計分のデータの対象も7月19日〜8月11日・県外から訪れたユーザーが対象と、最新の夏休みの移動の動向が反映されている。
上昇率を元にしていることから、定番の観光地ランキングとは異なる意外な結果だったようで、自身の各県の1位予想は「全然駄目でした!」と影山。しかし「今年の春にリニューアルオープンされたようなところは特に数字が跳ね上がったりするので、最新の、生の情報を見ることができてすごく面白かったです」という。
その中でも印象に残ったのは「高速道路沿いに面している」「駅から近い」など、移動しやすいスポットがランキングの上位に入っていたこと。例えば、新しい駅ビルが今年開業した広島駅は「私も先月行ったばかりだったので、『確かに人がいっぱいいたな』と実感をもとに楽しむことができました」と振り返る。
全国各地でスポーツツーリズムの機運が盛り上がりを見せているなか、サッカー好きで知られる影山にランキング内でサッカーに関連したスポットがあったかと聞くと、サッカーJ2リーグ、V・ファーレン長崎のホームスタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」などがある長崎県の「長崎スタジアムシティ」を挙げた。
「街全体がエンタメ」を目指し、駅からスタジアムまでの道に全部屋台を置くなどの取り組みが進んでおり、「(観戦だけの)一つの目的じゃない、多種多様な目的に沿った複合型施設になっている。スタジアムと私たちの距離が近くなるような体験を提供してもらっているなと今日(の収録で)見ても思いました」と紹介した。
現在「22、23くらい」の資格や検定を保有しているという影山。その中には「全国道の駅検定」のように、『日本ダ・ダ・ダ大移動』の番組内容に近そうなものもある。
自身の旅先での欠かせないことについても聞くと「すごくシンプルなんですけど、ご飯が大好きなので、その土地のご飯を食べる」と説明。特に「自分の目で見て、鼻で感じて、『あ、この定食屋さんおいしそう』とか、ネット上の情報では味わえない五感をもとにした出合いは大切にしているかもしれません」と語る。最近は「なかなか旅行に行けていないので…」というが、『日本ダ・ダ・ダ大移動』の収録では、共演者からさまざまなグルメエピソードも聞くことができたそう。
また、なかなか旅行に行けない中でも日々地理には親しんでおり、『GeoGuessr(ジオゲッサー)』というゲームを普段よくプレイしているとか。
「ランダムで地図の中に産み落とされて(その位置の)周辺の360度の景色だけで、全国のどこにいるかを当てるというゲーム。日本でもできますし海外版もあります。海外版だと、地形や標高、植物、どんな生き物がいるかが全く変わってくる。『建物の壁が土(で出来ているもの)だから、土が多めで湿度が低めのところかな?』と(考えて)遊ぶ」とゲームの楽しみ方をレクチャーした。
サッカーに関する情報や、資格・検定取得など、日頃から知識を貪欲に吸収している印象のある影山。その点についても聞くと「知識を欲している」と自身を表現した。
「勉学を強いると書いて勉強と読みますけど、私はそういう感覚がなくて。この仕事をしていると何事もアウトプットが多くなるんですよね。自分の手札の中から、これが似合うんじゃないか?と出していくと、どんどん自分が欠けていくような感覚になってしまう瞬間があって。そういうときに、学ぶことでインプットをして、自信を持って満タンにしたときに、実のあるアウトプットになるんじゃないかな」と考えているという。
「知識を欲している」姿勢は幼少期からだそうで、「例えば『伊東家の食卓』のようなうんちくを吸収できる番組がすごく大好きで、(番組で紹介された知識が)単行本になっていたりしたので、それを図書館で借りて読む。(学校での)読書の時間に読んで、『それは小説じゃない』って怒られて。これを読書の時間に黙読するとどういうメリットがあるのかと先生を論破した…という子どもだったんです(笑)」と知識欲がうかがえるエピソードを明かした。
そんな影山に今「欲している知識」を聞くと、「地理学とか統計学とか、学問的・学術的なものも詳細に勉強してみたいなと思います」とのこと。
「学生のときに『これなんで勉強するんだろう?』と思うことが、今になって役に立つことがよくある」といい、例えば「『なんで私は世界史の授業でこんなにたくさんの資料を見て、資料から学べることを記述しなさいって言われてるんだろう』と思っていた」が、「例えば(今回のような)番組でもいくつかのグラフや地図が出てきて、それに対して、このグラフと別の地図を重ね合わせるとこういう相関関係があります…ということが理解できて、そうすると、より早くコメントできたりする」と感じており、そのような分野への関心が高まっているという。
また、取材終盤で改めて『日本ダ・ダ・ダ大移動』について見どころを聞いてみると、冒頭で紹介したさまざまな観光地を知ることができること以外にも、情報の扱い方の側面についても注目ポイントを挙げた。
「統計や数字など、私たちが本当に膨大な情報を簡単に手に取れるようになった時代だからこそ、(情報との向き合い方については)昔は『フェイクニュースに騙されないようにしましょうね』という注意喚起が多かった中で、(今は)その情報をどのように取捨選択していくのかとか、情報を活用して人生をより豊かにするにはどうしたらいいかというポジティブな方面に」変化を感じているそうで、「私たちが現代的な最先端の技術に慣れてきたからこその楽しみ方・嗜み方ができるようになってきたなというのが反映された番組だと思う」と説明した。
なお、今回の影山への取材は『日本ダ・ダ・ダ大移動』の収録終了直後。『日本ダ・ダ・ダ大移動』出演時の衣装で登場した影山に、今回の衣装のポイントについても聞いた。
影山のインスタグラムには、ブラックを基調にしたコーディネートが多くアップされており、今回の衣装もブラック基調。そこで、好きなコーディネートについて聞くと「結構、モノトーンなコーデが好き」な中で、さらに「ちょっと引き締まって見えるかな?みたいな。黒でキュッと引き締めたスタイルが多いかなと思います」とのこと。
ドラマでの衣装やサッカー番組での取材など、多彩な現場で数々のコーディネートを披露しているが、特にバラエティ番組での着こなしについては「バラエティ番組だと特に収録から放送までの期間が空かないので、今流行っているものはちょっと意識したりします。今だと、チェックの柄にキャミソールのワンピース(を合わせる)というのが結構流行っていたりするので、(それに合わせることで)『遅れてない女になれているじゃないか』みたいな(笑)。せっかくスタイリングしていただくので、おすすめしてもらったものの中から自信を持って着させていただいています」と説明した。
(取材・文/アーバン・タカト)
※取材の模様は、24日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/深1:30)でもご覧いただけます。