
【映画】
松下洸平、大切なのは「ありがとう」と「ごめんなさい」 生活のキーワード明かす

俳優の広瀬すず(27)、松下洸平(38)が24日、都内で行われた映画『遠い山なみの光』(9月5日公開)の公開直前大ヒット祈願イベントに参加した。
【写真】涼やかな浴衣姿で登場した広瀬すずと松下洸平
演じた二郎について松下は「あまり本音を言わない。言ったとしても、それが本心か意外とわからないつかみどころない性格だった。妻である(広瀬演じる)悦子は大変だったと思います」と振り返る。翻って自身について問われると松下「僕は『ありがとう』と『ごめんなさい』だけです。それさえあれば」と笑い、広瀬は「素晴らしいです!」と絶賛していた。
『私を離さないで』などで知られるノーベル文学賞作家カズオ・イシグロ氏の長編デビュー作を、『ある男』(2022年)の石川慶監督が映画化。戦後間もない1950年代の長崎と、1980年代のイギリスを舞台に、時代と国境を越えて交錯する“記憶”の謎に迫る、ヒューマン・ミステリー。
長崎時代の悦子を広瀬、佐知子を二階堂ふみ、イギリス時代の悦子を吉田羊が演じるほか、松下、三浦友和らが出演している。