
【映画】
矢本悠馬・勝地涼・賀来賢人・高橋克実ら、福田組常連が『新解釈・幕末伝』に集結

福田雄一監督の最新作『新解釈・幕末伝』(12月19日公開)の出演者が新たに発表され、福田組常連の矢本悠馬、勝地涼、賀来賢人、高橋克実らの参加が明らかになった。
【画像】映画『新解釈・幕末伝』相関図
「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」――誰もが耳にしたことがありながら、“知っているようで知らない幕末”を、福田監督が独自の解釈で映画化。ムロツヨシが坂本龍馬に、佐藤二朗が西郷隆盛に扮し、ダブル主演を務める。福田作品に欠かせない山田孝之も桂小五郎役で出演する。
矢本は、内閣制度発足前の日本国政府の実質的・事実上初の内閣総理大臣・大久保利通を「偉い人になりたがっていた人」という新解釈で演じる。
かつて福田監督の『銀魂』シリーズ(2017年、18年)で将軍・徳川茂茂を熱演し、衝撃的な姿で日本中の度肝を抜いた勝地が、日本の歴史を大きく動かした最後の征夷大将軍・徳川慶喜を演じる。新解釈「代々受け継いだ徳川家の暖簾(のれん)を畳むことになった、責任重大な最終回を任された人」をどのように演じるのか楽しみだ。
圧倒的なコメディセンスで福田監督作品には欠かせない賀来が演じるのは、龍馬の公議政体論に賛同し、慶喜に大政奉還を説く、土佐出身の政治家・後藤象二郎。「龍馬の無茶な計画に乗っかって、とんでもない要求を将軍に話に行った人」を演じる。
高橋が演じるのは、明治維新の精神的指導者・理論者であり、明治維新で活躍した志士に大きな影響を与えた吉田松陰を「未来を託せる『危ない天才』を次々と生み出した、教育界のイノベーター」として演じる。
同時に出演が発表されたのは、以下のとおり。福田監督作品初出演から常連まで、多彩な顔ぶれが揃っている。
■新キャスト一覧
坂本龍馬の妻・おりょう:広瀬アリス*福田雄一監督作品初参加
勝海舟:渡部篤郎
岡田以蔵:岩田剛典
大久保利通:矢本悠馬
土方歳三:松山ケンイチ
三吉慎蔵:染谷将太
徳川慶喜:勝地涼
沖田総司:倉悠貴*福田雄一監督作品初参加
オリジナルキャラ・くノ一茶屋店員:山下美月*福田雄一監督作品初参加
後藤象二郎:賀来賢人
近藤勇:小手伸也*福田雄一監督作品初参加
吉田松陰:高橋克実
■矢本悠馬のコメント(全文)
まさか自分が大久保利通さんを演じるとは思ってもいなかったので、ワクワクして参加させていただきました!多くのカロリーを消費してみなさんが面白いものを作り上げている中で、自分がツッコミをして場が冷めてしまわないかと緊張もありましたが、福田さんはいつも僕に任せてくれるので、それを自信に演じさせていただきました(笑)。面白くなっているといいなと祈っています!
■勝地涼のコメント(全文)
大政奉還という歴史上の有名な出来事に自分が演じて参加するとは思っていませんでしたし、将軍を演じたのは『銀魂』以来の7年ぶりなので感慨深かったです。福田組の現場は監督がゲラゲラ笑っていてそれがとても楽しくて。福田監督の台本はいつも面白いんですけど、今回も声を出してしまうくらい笑ったので、いち観客として早く観たいです!
■賀来賢人のコメント(全文)
ムロさんとは『今日から俺は!!』以来、久しぶりの共演だったので和気あいあいとした雰囲気でお芝居ができました。二朗さん、孝之さんとも久しぶりだったのでとても楽しかったのですが、出たとこ勝負の撮影は久しぶりにしびれました(笑)時代劇は敷居が高いイメージがありますが、『新解釈・幕末伝』は福田さんの解釈でゆるく描いているので素敵だと思いましたし、世代を問わず楽しめると思います。
■高橋克実のコメント(全文)
福田監督とは舞台、テレビでは何本もご一緒させていただきましたが、映画は初めてだったのでお声がけいただいてうれしかったです。私が吉田松陰で大丈夫なのかと思いましたが、髷が忠実に再現されているので、ここをご覧いただければと思っています(笑)。撮影は非常に濃い時間で、台本で2~3行のト書きがこんなにも過酷だとは思いませんでした(笑)。完成を楽しみにしています。