
【映画】
大沢たかお、海外で“役名”の声掛け「海江田!って」 主演&プロデュース作『沈黙の艦隊』に手ごたえ「世界配信なんだなって」

俳優の大沢たかお(57)が25日、都内で行われた映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日公開)の完成報告会に登壇。海外での出来事を例に挙げ、前作の反響を語った。
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今作のプロデューサーも務めた大沢は、核ミサイル搭載の原子力潜水艦「やまと」の艦長・海江田四郎を演じる。前作については「おかげさまで映画、配信、本当にたくさんの方に見ていただき、反響も多くて」と感謝。「世界で流れていたので、海外で『海江田!』と声をかけられたこともあった」と明かした。
海外での声掛けについて、大沢は「具体的にお店の名前は言わないですが、ある電機屋さんで電気用品を買っていたら、『海江田!』と。最初、何を言っているかと思ってたら、『THE SILENT SERVICEが面白かった』と。確かに世界配信なんだなと体感しました」と充実感をにじませた。
同シリーズは、「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、かわぐちかいじ氏の同名漫画が原作。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品。
2023年に映画『沈黙の艦隊』として劇場公開。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させた臨場感あふれる映像体験は、大きな話題に。その後、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が動画配信サービス「Prime Video」で配信された。
今作は、極寒の氷の世界・北極海を舞台に、原作随一のバトルシーンを壮大なスケールで描く。
完成報告会には、大沢のほか、上戸彩、中村蒼、夏川結衣、風吹ジュン、渡邊圭祐、前原滉、松岡広大、江口洋介、吉野耕平監督、かわぐち氏が登壇した。