【映画】
73歳・風吹ジュン、“母役”イメージ脱却 幹事長役を熱演「どう評価いただけるか楽しみ」

“母役”イメージを脱却して幹事長役を熱演した風吹ジュン(C)ORICON NewS inc.


 俳優の風吹ジュン(73)が25日、都内で行われた映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。民自党幹事長・海渡真知子を演じた思いを語った。



【集合ショット】誇らしげな顔を浮かべる大沢たかお、上戸彩、渡邊圭祐ら豪華出演陣



 風吹は「原作がしっかりしていて、ファンが多いので、裏切れない」としつつ、「唯一、幹事長が女性であったのはエンターテインメント」と紹介。「お母さん、おばあちゃん、奥さんという私のイメージにはない部分を出せて、楽しかったです」と笑顔を見せた。



 「私は精いっぱい正義を、という姿勢です」と撮影を振り返り、「女性の政治家さん見ていると、引き下がらない姿が印象的で、それが大事だなと。ビジュアルも女性であることを意識して、衣装から立ち方、ふるまいも演じたつもりです。どう評価いただけれるか楽しみです」と期待を寄せた。



 本作は、「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、かわぐちかいじ氏の同名漫画が原作。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品。



 2023年に映画『沈黙の艦隊』として劇場公開。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させた臨場感あふれる映像体験は、大きな話題に。その後、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が動画配信サービス「Prime Video」で配信された。



 本作は、極寒の氷の世界・北極海を舞台に、原作随一のバトルシーンを壮大なスケールで描く。



 完成披露舞台あいさつには、風吹のほか、大沢たかお、上戸彩、中村蒼、夏川結衣、渡邊圭祐、前原滉、松岡広大、江口洋介、吉野耕平監督が登壇した。



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