【映画】
西島秀俊、釜山国際映画祭レッドカーペット参加へ オールNYロケに挑んだ『Dear Stranger』の出品決定

『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(9月12日公開)(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD


 俳優・西島秀俊と、台湾を代表する女優グイ・ルンメイが夫婦役で共演し、オールニューヨーク(NY)ロケを敢行した真利子哲也監督の6年ぶりとなる新作映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(9月12日公開)が、韓国・釜山で開催される「第30回釜山国際映画祭」(9月17日~9月26日)に正式出品されることが決定した。



【動画】映画『Dear Stranger』予告編



 釜山国際映画祭は、韓国・釜山(プサン)市で毎年秋に開催される、アジア最大級の国際映画祭。1996年に創設されて以来、アジア映画の発展と新しい才能の発掘を目的に国内外の多数作品が上映され、昨年の来場者数は約14万人を記録。世界から注目を浴びる映画祭の一つだ。



 本作は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督の作品を紹介することを目的としたアジア映画の窓(A Window on Asian Cinema)部門に選出。



 映画祭側は「今年30周年を迎えるBIFFは、アジアの文化的活力に深く根ざした映画祭であり、アジアの人々の多様性、強靭さ、創造性を反映する物語を支援することに力を注いでいます。『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』は、グローバルな物語性と異文化理解への真摯な取り組みを示す作品であり、国際的なコラボレーションを通じてアジア映画に新たな扉を開く可能性を秘めていると信じています」とコメントしている。



 9月17日に開催されるレッドカーペットセレモニーには、真利子監督と主演の西島、そしてグイ・ルンメイの登場が決定している。



 本作は、ニューヨークで暮らすアジア人夫婦が、息子の誘拐事件をきっかけに互いの秘密が露見し始めるヒューマンサスペンス。廃墟の研究を専門とする大学助教授の夫と、劇団のアートディレクターとして夢を追う妻。彼らは、失われた幸せな日常を取り戻すことができるのか。ブルックリン、チャイナタウン、ハーレムなどリアルなニューヨークの風景を背景に、張り詰めた緊張感とすれ違う夫婦の切なさが交錯する。



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