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上野樹里、夫・和田唱が『のだめ』に約50曲楽曲書き下ろし 竹中直人からの絶賛に笑顔「喜びます」

俳優の上野樹里が28日、都内で行われたミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!製作発表会見に登壇した。
【動画】上野樹里、夫・和田唱が『のだめ』に約50曲楽曲書き下ろし 竹中直人も絶賛「素敵な曲ばかり」
本作は、累計3900万部超の大ヒットを誇る二ノ宮知子氏による漫画『のだめカンタービレ』が原作で、2023年にミュージカル化が実現。この度の第2弾では、フルオーケストラのアリーナコンサートとなる。実写版のレジェンドキャストでもある、のだめ役・上野、シュトレーゼマン役・竹中直人、そして同役で菊田一夫演劇賞を受賞した千秋真一役の三浦宏規が続投。ほかに、大作・話題作の中心で活躍を続ける豪華キャストが一部日替わりで出演する。
東京公演の演奏は、1911年創立の東京フィルハーモニー交響楽団。和田唱が本作のために手がけたオリジナル楽曲とこのコンサートのために書き下ろした新曲を、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラが壮大に響かせるだけでなく、原作でも象徴的に使用されたクラシック音楽の名曲――ベートーヴェン『交響曲第7番』、ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』、ブラームス『交響曲第1番』これらを含む珠玉のレパートリーを、ゲストピアニストと共に圧巻の生演奏で届ける。
会見では、和田が手掛けた楽曲を竹中が「すばらしすぎてどれもこれも名曲で、本当にすごいなと思いました」と絶賛。「和田唱さんがあっての『のだめカンタービレ』だなと思って、一生懸命頑張って歌いたいなと思いました。和田唱すげえなって、ずしん、てきています」と伝えた。
上野は「唱さんが喜びます」とにっこり。「竹中さんに(以前にも)言っていただいて、伝えたらすごくうれしいねって言っていました」と伝えた。また、前回公演を振り返り、「ミュージカルに初めて携わることになり、50曲近くの曲を作ったんですけど、ものすごいスピードで、思ったよりタイトなスケジュール」と楽曲制作の裏側を明かし、「それぞれのキャクターにあてはめて、いろんなジャンルの表現をしなければいけなくて、みんなの表現力とあいまって、自分もこの景色を見ながら、俳優として携わっていることがなかなかない経験」と喜びを明かした。
取材後の会見では、和田について「ロックの人ではあるんですけど、ミュージカルが大好きな人でもある。三浦くんがやってた『グリース』とか、マイケル・ジャクソンはこの振り付けをとりいれたんだとか豆知識も…」と明かした上野。公演には「何度か観に来ていますし、スタッフとしても、見に来ると思いますので、しっかり頑張ります」とし、「緊張しちゃいますけども。普段は私が客席でノリノリで聞いてる側ですけど、こんどは自分がどれだけ楽しませられるだろうって。みんなが楽しみにしてくれているので、とってもすてきになコンサートになるように精一杯頑張りたいと思います」と意気込んだ。
会見にはほかに、三浦宏規、松島勇之介、有澤樟太郎、高橋健介、華 優希、清水美依紗、大久保祥太郎、竹内將人、なだぎ武、ピアニストの石井琢磨が登壇した。