
【映画】
ジャッキー・チェン、『ベスト・キッド』オファーはショックだった?「僕はもうキッドじゃない…」 粋なジョークで笑わせる

アクション俳優のジャッキー・チェンが30日、都内で行われた世界的ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』の舞台あいさつに登壇した。
【写真】ジャッキー・チェンのプチドッキリに大慌てになるジャッキーちゃん
『ベスト・キッド』シリーズは、1984年のオリジナル版(日本公開は1985年)が世界中で大ヒット。いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミヤギ先生(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、独特な修行を通じて心身ともに成長し、空手大会で因縁の相手に勝利する感動作として知られる。2010年には、ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーはカンフーの達人として登場した。
本作では、2010年版でカンフーの師匠役を務めたジャッキーと、オリジナル版で主人公ダニエルを演じたマッチオの共演が実現。シリーズの歴史をたどるレガシー映像も公開されている。
『ベスト・キッド』について問われるとジャッキーは「映画が出来上がるまでの過程はミラクル」と話す。「若い時はアクション映画が大好き。『ベスト・キッド』が香港で公開された時、すぐに映画館に観に行きました。『なんで、この役のオファーが僕に来なかった!』と」と振り返る。
2010年版はウィル・スミスから電話が掛かってきたそう。「『ジャッキー、一緒にベスト・キッドのリメイクをやろうよ』と。僕にとっては、あまりいいニュースじゃなかった。もう僕はもうキッドじゃなかったから。そうしたら『キッドは君じゃなくて僕の息子なんだ。あなたはマスターの役です』と」とジョークを交えながら当時を懐かしんだ。2010年版の直後に続編の話が出たが、脚本に問題があり、10年ほどが経過。ジャッキーは「もう企画は辞めにしよう。息子が僕より背が大きくなった。キッドじゃない」とウィル・スミスに伝えたが、さまざまな条件を乗り越えて『ベスト・キッド:レジェンズ』が成立したことが明かされた。
日本の公開初日の8月29日、翌30日の2日間で、ジャッキーは11回の舞台あいさつをファンの前で実施。ハリウッドの映画俳優の初日舞台あいさつとして最多となる。また、ジャッキーにとって、日本での初日舞台あいさつは1995年公開の『レッド・ブロンクス』以来、30年ぶり。2日で11回目の舞台あいさつとなったがジャッキーは元気いっぱい。
「こんばんは!久しぶりね。古い友だちに会えてうれしいです!」と日本語で話しかけた。「全員、古い友人ですよね?全員、私の映画を観て大人になったでしょ?私も一緒に成長して大人になりました」と伝えていた。「とても忙しい。今月中旬ごろまではスイスにいた」と明かし、その後も世界各地を飛び回ったそう。「一昨日、日本!いったい自分がどこにいたのかさっぱりわかりません」と話していた。