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『べらぼう』有吉弘行、大河ドラマ初出演 出番20秒も「緊張」 自身の演技は「100点と言うしかないですね」

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の場面カット(C)NHK


 俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第33回「打壊演太女功徳」が、8月31日に放送され、お笑い芸人の有吉弘行が“大河ドラマ初出演”を飾った。



【写真あり】満面の笑み!初大河のオフショットが公開された有吉弘行



 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。



 第33回は、天明7年、江戸で打ちこわしが発生する。新之助(井之脇海)たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃する。報を受けて混乱する老中たちに対し、冷静かつ的確に提言する意次(渡辺謙)。そんな中、蔦重(横浜流星)が、意次のもとを訪れ、米の代わりに金を配り、追々米を買えるようにする策を進言する。一方、一橋邸では治済(生田斗真)が、定信(井上祐貴)に、大奥が反対を取り下げ、正式に老中就任が決まると告げるが…というストーリーだった。



 有吉が演じた服部半蔵は、あの服部半蔵の末裔。松平定信から留守の白河を任されていた人物で、ある知らせを定信に伝えにくる…という役どころで“江戸からの知らせ”として、定信に対し「どうも田沼の一派が自らの米を差し出していると…」と告げた。



 わずか20秒程度の出演となったが、確かな存在感を示した有吉。収録の感想として「緊張しましたが無事終わってよかったです。皆さんに迷惑をかけてはいけないという気持ちと、カツラをしている頭と刀をさしている腰が痛いという気持ちで、早く終わらせたいという一心でした(笑)」とコメントしており、自身の演技については「100点と言うしかないですね」と自画自賛していた。

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