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『最後の鑑定人』正当防衛を主張する女性が背負う隠された思い【第9話あらすじ】

俳優の藤木直人が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『最後の鑑定人』(毎週水曜 後10:00)が3日に第9話を迎える。放送を前に、あらすじと場面カットが公開された。
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同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公・土門誠(藤木)が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。今作は岩井圭也氏の同名小説を映像化した。
藤木演じる主人公・土門誠(どもん・まこと)は、元科捜研のエースで卓越した鑑定技術の持ち主。白石麻衣演じる高倉柊子(たかくら・しゅうこ)は、土門鑑定所の事務員も兼任する研究員。心理学の道に進みたいと考えていて土門鑑定所では腰掛けくらいの気持ちで働いており、あわよくば転職しようと考えている。
■第9話あらすじ
土門誠(藤木直人)と高倉柊子(白石麻衣)のもとに、相田直樹(迫田孝也)が新たな鑑定依頼にやって来る。相田が弁護をすることになった水原佳南絵(川島海荷)は、自宅に押しかけてきた知人の寺井淳一(浜中文一)に襲われ、身を守るため鈍器で寺井の頭部を殴打して殺害。証拠隠滅のために遺体を焼却した上で警察に自首していた。佳南絵は正当防衛を訴えるが、検察は証拠の隠滅を図った佳南絵の行動は悪質だと判断し、殺人罪で起訴しようとしていた。
正当防衛を立証するためには、遺体が寺井であることを証明する必要があった。しかし、遺体は激しく燃やされており警察は身元を特定できずにいた。また、遺骨からDNAを抽出できたものの、寺井には親族がいない上に住所不定のため鑑定に必要な照合試料がなく特定には至らない。焦る相田に対し、土門は「DNA鑑定以上に信頼できるものはない」と言い切る。
そんな中、鑑定所に佳南絵の婚約者・日野卓郎(浅香航大)が訪ねてくる。佳南絵、寺井とは大学時代からの仲だと話す日野。さらに、婚約してからも佳南絵は寺井からしつこく交際を迫られていたことを明かし、彼女の正当防衛を訴える。高倉が日野の言葉に違和感を覚える一方、土門は寺井の痕跡を探すため事件現場に向かう。現場の遺留指紋から佳南絵の証言通り寺井から襲われた形跡が見つかるが、指紋以外に寺井のDNAを照合するための遺留物は何も残っておらず…。