
【映画】
ピエール瀧、話すホウセンカ役を担当「だいぶ混乱されていらっしゃると思う」

俳優のピエール瀧が4日、都内で行われたオリジナルアニメ映画『ホウセンカ』(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。
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ピエールは、謎に包まれた、言葉を話すホウセンカの声を担当。「生まれたてと死にかけの人間だけがホウセンカの声を聞くことができる。生意気で皮肉屋だが、長い歳月を生きてきたような知性を感じる」という役どころとなる。
ピエールは「(登壇者の演じたキャラクターが)言葉を話すホウセンカ、現在の阿久津、過去の阿久津、現在の那奈、過去の那奈。皆さん、だいぶ混乱されていらっしゃると思う」と笑わせる。「日本の劇場アニメの新作ですけど露出が多めの美少女、超能力、レーザービームも出てきません。鬱屈した主人公が特殊能力を手に入れて全開放して活躍するシーンも出てこない。2025年にこの作品をアニメーション映画で公開することは非常にチャレンジングな作品になっている。これを皆さんに届けられることは光栄であります」と話していた。
同作は、独房で孤独な死を迎えようとしていた無期懲役囚の老人。「ろくでもない一生だったな」と声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。“会話”の中で、老人は自身の過去を振り返り始める。死にかけのヤクザが起こす大逆転を描く。W主演として、主人公の男・阿久津実の過去と現在を小林薫と声優初挑戦となる戸塚純貴が担当する。
イベントには、小林薫、戸塚純貴、満島ひかり、宮崎美子、木下麦監督も参加した。