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Snow Man佐久間大介&バナナマン日村勇紀、収録時間の都合で嘆き「ここからが1番おもろいのに」

9人組グループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀がMCを務める、日本テレビ系『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜 後11:30)が、6日に放送された。
【番組カット】キュートなおしつじさんに学ぶ佐久間大介&日村勇紀
同番組は、普段からあらゆることに興味津々なMCの佐久間と日村が「いま日本中で推されているもの」がなぜそこまで推されているのか、自由に調べて、聞いて、時には脱線しながら世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ“推しトークバラエティー”。今回は新感覚謎解きゲーム「ARG」(代替現実ゲーム)を制作するクリエイターチーム「第四境界」を深掘りした。
スタジオでは、佐久間と日村が実際に「人の財布」「人の給与明細」といったゲームに挑戦した。「第四境界」の謎解きゲームは、進め方もかなりユニーク。佐久間と日村は財布の中を探りながら、そこに挟まっていた学生証を発見。スマホでキーワードを調べていくと、持ち主の日記サイトがヒットする。実際に存在するかのように作られたサイトが次々と物語を広げていく。
さらに、スマホ操作だけでは終わらない。財布に入っていた封筒を本当に郵便ポストに投函する必要があるなど、現実と地続きの展開が待っている。佐久間は「え、これをだすの!?」と仰天。まるで現実で起こっている出来事を調べているような感覚を味わえることも醍醐味となる。「すごい新しい。何これ」と日村もすっかりゲームに引き込まれていった。
「第四境界」の作品には、プレイヤーを自然に物語へ引き込むための大胆な仕掛けがある。それが“ゲームらしさを消した販売方法”にも表れている。「人の交換日記」は、過去にフリマアプリ「メルカリ」で出品されていたことがある。クラフト紙にマスキングテープで留められ、本当に誰かの私物を購入したような形で届くため、手にした瞬間から「ゲームを始めるぞ」ではなく、「いつの間にか物語に入り込んでいた」という感覚になる。
続いて挑戦したのは「人の給与明細」を題材にしたゲーム。実際に「給与明細が売られているサイト」で手に入れたというアイテムをもとに物語が展開していく。
どんどんのめり込んでいく佐久間と日村だったが、収録時間の都合でゲームは途中で終了。「お~い、謎しかないぞ」「まだまだここからが1番おもろいのに」と佐久間は悔しそうに声を上げ、日村も「やりて~もっと」と、名残惜しそうにつぶやいた。
「第四境界」の魅力は、財布や給与明細といった普段なら絶対にのぞいてはいけないものを調べる背徳感と、それを突き動かす好奇心にある。だからこそ、強制的な誘導や一方的な指示はほとんどなく、自分のペースで進められるのも大きな特徴となっている。