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『なんでも鑑定団』“歴史的大発見”幻の隕石 本人評価額100万円→超絶鑑定額「これは貴重」「えぐすぎる!!!」

9日放送のテレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)に、太平洋戦争による戦災で消失したとされていた幻の隕石・小城隕石(おぎいんせき)が登場。超絶鑑定額にスタジオがどよめいた。
【番組カット】「普通の石には見えない」…戦後80年に奇跡の発見「幻の隕石」
依頼人は兵庫県芦屋市に住む男性。渋谷区松濤に暮らしていた陶磁器コレクターだった祖父が残した数多くの陶磁器の中から今回の“お宝”が発見された。15年前に父から受け継いで調べたところ、太平洋戦争による空襲で消失したと言われていた小城隕石が「ひょっとするとこれかもしれない」と思うようになった。
「小城隕石」は当時の記録によると、落下した隕石は4つ。小城藩によって回収され、そのうち小さな2つは以後の記録がなく所在不明。残る2つのうち、4.6キロの隕石はイギリスの大英自然史博物館に寄贈されて、現在も収蔵されている。しかし、5.6キロの隕石は東京・鍋島家が保管してきたものの、鍋島邸が太平洋戦争による空襲で被災して所在不明になってしまった。現在まで「戦災で消失した」といわれてきた。
依頼品の隕石の重さを量ってみると5.64キロと記録とほぼ同じ。大英自然史博物館に隕石を送った際の返礼品と思われるスウェーデンに1869年に落下した「ヘスル隕石」と複数の文書が添えられている。期待感が高まる中、鑑定士が磁石などを使って隕石を調査。また一緒に残っていた書簡を見定めた。
依頼人は、本人評価額を100万円としたが、実際には3000万円という“超絶”鑑定額という結果にスタジオはどよめいた。鑑定した岐阜聖徳学園大学の川上紳一教授は「まさに大発見です。小城隕石に間違いございません」と明言。「震えが来ましたね」とも話した。書簡を鑑定した愛知東邦大学の増田孝客員教授は「当時の一連の流れが分かる貴重な資料」と評した。
この結果にネットでは「国立博物館で所蔵するようなお宝では…」「本当に歴史的大発見」「これは貴重だ」「えぐすぎる!!! こんなことあるんや」といったコメントが寄せられた。
なお、TVで見逃し配信中。16日午後9時53分終了予定。