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アソビシステム所属のダンサー・Miyu、大谷翔平ら所属の米エージェントCAAと契約「人間として魅力的な存在になっていきたい」【コメント】

アソビシステムは10日、所属のストリートダンサー「Miyu」が、アメリカ大手エージェンシー「Creative Artists Agency(CAA)」とエージェント契約を結んだことを発表した。同社と日本人ダンサーの契約は初となる。
【画像】米CAAと契約したMiyu、新ビジュアル
「CAA」は米大リーグ(MLB)・ドジャースの大谷翔平や、ブラッド・ピット、アン・ハサウェイなどの俳優や監督・脚本家が所属するアメリカ大手エージェント会社。Miyuは、ビヨンセ、レディー・ガガ、YOASOBIなどの世界的アーティストが所属する音楽部門で契約した。
Miyuは、キッズダンサー時代から国内外のバトル大会で活躍し、その後ハウスダンサーとして開花。2017年には、弱冠19歳で世界最高峰のバトル大会「JUSTE DEBOUT 2017 WORLD FINAL」でワールドチャンピオンに輝き、ダンスシーンにおいて国際的な評価を確立した。
しかし一般社会ではダンサーの社会的地位の低さを感じることが多かったとし、Miyuはダンサーの社会的地位の向上を目指し、これまでファッション・音楽・アート・テクノロジー・教育・行政など、幅広い分野で積極的にコラボレーションを行い、ダンサーの可能性を国内外に提示してきた。
その後2024年8月、ブルーノ・マーズから直々に指名を受け、ドン・キホーテCMで振付・共演し、話題を集めた。それを機に、ダンサーがより「アーティスト」として活躍できる場をグローバルに開拓していくことを決意し、ロサンゼルスと東京の2拠点で、CAAと共に新たなる挑戦をしていくこととなった。
今回の発表で、スタイリスト服部昌孝氏とタッグを組んで制作された新ビジュアルも公開された。服部氏は、あいみょん、米津玄師、RADWINPS、菅田将暉などのスタイリングを多数手掛けた。
●Miyu、コメント
ドジャースの大谷選手や山本選手の活躍を球場で目の当たりにし、日本人の彼らを応援するために全世界から海を超えてファンがアメリカに集まってきていることを体感しました。世界で活躍するスポーツ選手やミュージシャンのように、自分も多くの人を惹きつけ、応援されるようなダンサーになりたい。そのために、人間として魅力的な存在になっていきたいと強く思います。
そして、もっともっとダンスやダンサーの可能性を見つけられると信じています。
今回挑んだビジュアル撮影は、プロフェッショナルの皆さんとご一緒できて凄く刺激的なものとなりました。
ファッションの世界でもダンサーとしてどう自分らしく表現するか、もっと挑戦していきたいと思っているので、今回の撮影はとても贅沢で良い経験となりました。
私の人生の新しい一歩の瞬間を一緒に作り上げて下さり、感謝しています。
●服部昌孝氏、コメント
Miyuと初めて会った時は既にワールドチャンピオンでした。
とてもフラットで笑顔が素敵な子だなと思いました。
世界進出のビジュアルを制作するにあたり、Movement Artistとして、DANCEもでき、Fashion Modelとしてもクールにこなし、時折見せる彼女の素敵な笑顔やチャーミングな部分も、世界の方々に伝わるように心がけました。