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安住紳一郎アナ、吉行和子さん訃報に涙こらえる「90歳まで大活躍でした」

TBSの安住紳一郎アナが、10日放送の同局系情報番組『THE TIME,』(月~金 前5:20)に出演。2日、肺炎のため90歳で亡くなった吉行和子さんの訃報を伝える中で、涙をこらえる様子を見せた。
【写真】2022年…NHK夜ドラ『つまらない住宅地のすべての家』に出演した吉行和子さん
吉行さんとは『ぴったんこカン・カン』などで交流があった安住アナだが、この日、視聴者からの声を紹介しながら「家庭的な面をまったく持ってなくて、台所をまったく使わないんですよね。なので、頂き物のスイカ食べるのに、ものすごい困ったなって話をね、よくされてました」としみじみ。
続けて「(吉行さんは)映画とかドラマのオファーをまず断らないんです。なので、映画の出演本数なんかも、ものすごいことになっていると思いますが、多分あと2作ぐらい残ってると思いますんで、来年、これから公開になるものがあるはずです。そして、何でも挑戦するんですよね。なので、インターネットもやってみたって言って、ネットショッピングやったんだよねって。なんか気に入った鞄があったから、それをポチっとやって購入したら、鞄のミニチュアが届いたって言って、サイズ確認しなきゃいけないので困ったわなんて話も、してくれました」と振り返った。
その上で「もともと小さい時から体が弱くて、家族にものすごく心配をかけていたっていう風に、ご自分もおっしゃっていて、こんなに長く活躍できるとは…という話もね、よくされていました。90歳まで大活躍でした。お母さん、お父さんも、きっと褒めてくれると思います」と呼びかけた。その後、思いがあふれた様子の安住アナは、涙をこらえながらうつむいていた。
吉行さんは1935年8月9日生まれ、東京都出身。高校在学中に劇団民藝付属水品研究所へ入所し、57年に舞台『アンネの日記』でデビュー。69年に民藝を退団。その後、ドラマ・映画・舞台で多彩な役柄を演じ、著書も多数生んだ。