【音楽】
ZARDへの敬意と進化 SARD UNDERGROUND、ソロ体制初の全国ツアーを締めくくる2Days公演

SARD UNDERGROUND、ソロ体制初の全国ツアーを締めくくる2Days公演


 ZARDのトリビュートバンドとして活動を重ね、現在はボーカル・神野友亜のソロプロジェクトとして展開するSARD UNDERGROUNDが、全国ツアー『SARD UNDERGROUND LIVE TOUR 2025 [FANTASY]』のファイナル公演を9日、10日に東京・東京国際フォーラム ホールCで開催した。



【動画】ZARDの名曲「負けないで」ミュージックビデオ



 今回のツアーは、全国5ヶ所のライブハウスと大阪、東京でのホール公演で構成されたもので、ソロ体制となって初の全国ツアーとなった。ファイナル2Daysは、それぞれコンセプトを変えた内容で実施された。



 Day1の『ZARD tribute 楽曲 only day』では、「負けないで」「揺れる想い」などZARDの名曲が披露された。神野の透明感あるボーカルが会場を包み込み、ステージセットや衣装もこの日のために一新され、ZARDへの敬意が表れた構成となった。



 Day2の『オリジナル楽曲 only day』では雰囲気が変わり、「ダイナマイト サマーナイト」「世界で一番遠い人」など自身のオリジナル楽曲を中心にパフォーマンスが展開された。17日に発売される3rdオリジナルアルバム『故障した車』から「故障した車」「あなた、カトレア」も初披露され、アルバムへの期待が高まった。



 2日間を通じて神野のボーカル表現力は際立ち、透明感のある響きに加え、深みと情感を兼ね備えた歌声で観客を魅了した。ZARDの名曲と自身のオリジナル楽曲、2つの異なる軸を通じてアーティストとしての進化と現在地を明確に示した公演となった。



 最新アルバム『故障した車』は初回限定盤(CD+Blu-ray)と通常盤(CD)の2形態で17日にリリース。収録曲には「I still believe」「輝く旅人よ」「風はファンタジー」「世界で一番遠い人」など全11曲が並び、初回限定盤Blu-rayには「揺れる想い」「心を開いて」「永遠」などのスタジオライブ映像とメイキングが収められる。

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