【映画】
吉永小百合主演『てっぺんの向こうにあなたがいる』サン・セバスティアン国際映画祭で世界初上映へ

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開)(C)2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会


 俳優の吉永小百合が主演を務める映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開)が、スペイン北部のバスク州サン・セバスティアンで毎年開催されているスペイン最大の国際映画祭「第73回サン・セバスティアン国際映画祭」(9月19日~9月27日)のオフィシャルセレクションに選出された。日本公開に先駆け、同映画祭で世界初披露となる。



【動画】『てっぺんの向こうにあなたがいる』本予告映像



 本作は、1975年5月16日、日本時間16時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡を綴った著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。



 映画祭でのスペシャルスクリーニングには、阪本順治監督、主人公・多部純子(吉永)の息子・多部真太郎を演じた若葉竜也、さらに若葉が演じた役のモデルであり田部井淳子の実子にあたる田部井進也氏が参加することも決定した。



■監督:阪本順治のコメント



 25年ぶりのサン・セバスティアン国際映画祭。今もあの美しい海やおいしい料理、そして人々の温かみを覚えています。そして、『てっぺんの向こうにあなたがいる』が、自然豊かなサン・セバスティアンの地で上映されることに、格別の喜びを感じています。大自然に抱かれ、豊かな人生を希求する人々の物語だからです。皆さんの反応が楽しみです!



■多部真太郎役:若葉竜也のコメント



 大衆演劇のドサ回りから、サン・セバスティアン国際映画祭にたどり着くなんて想像もしていませんでした。世界的な映画に出たいという欲求があまりない僕は、「日本の映画」を世界にもっていく。と言うことに喜びを感じています。この映画はもちろん、日本映画をもって各国をドサ回りしたいと思います。

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