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【映画】
第38回東京国際映画祭、大島依提亜デザインの公式ポスター発表 今泉力哉監督が“架空の映画”脚本執筆

「第38回東京国際映画祭」公式ポスター


 10月27日から11月5日まで、都内の日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催される「第38回東京国際映画祭」のポスターが公開された。



【動画】ポスターメイキングや大島依提亜&今泉力哉監督インタビュー映像



 今年のポスターデザインを担当したのは、『万引き家族』(2018年)や『ルックバック』(2024年)など数々の映画ポスターを手がけてきたデザイナー・大島依提亜。大島は「映画に誠実なものを作りたい」との思いから、監督と架空の映画ポスターを作るような形で企画を発案し、『愛がなんだ』(2019年)、『街の上で』(21年)、『からかい上手の高木さん』(24年)などを手がけた今泉力哉監督にオファーした。



 今泉監督はこれを快諾し、都内のカフェを舞台に「まなざすこと」「誰かが誰かを見つめること」をテーマとした脚本を書き下ろした。先輩と後輩という関係性の二人の女性が、恋愛から戦争や政治まで、日常の会話をシームレスに交わすという物語を撮影。その写真を動的かつ物語性を持たせる形で仕上げたのが今回のポスターだ。



 二人の女性を演じたのは、『SHOGUN 将軍』(2024年)に出演した俳優・穂志もえかと、アイドルグループ・GANG PARADEで活躍するキャ・ノン。穂志が先輩役を、キャ・ノンがほのかな想いを抱く後輩役を務め、日常の一瞬を切り取ったポスターで今年の東京国際映画祭をアピールしていく。



■今泉力哉監督のコメント



 今回、大島さんからお話をいただき、新たな東京国際映画祭のポスターをつくるにあたり、映画の原初的なこと=「まなざすこと」「誰かが誰かを見つめること」を通じてなにかを表現できればと思いました。一番ミニマムな構成要素である、人間とカフェ(場所)、そして、まなざし。それらを『愛がなんだ』『街の上で』のビジュアルでもご一緒した写真家の木村和平さんと、大島さんとともに構築していきました。世界や社会が不安定な時代に、映画や映画祭が持つ意味について。また、映画祭のひとつの顔であるポスターが持つ意味について。国籍、人種、性別、年齢、さまざまなボーダー、なきものにされる存在や心の隅に追いやられる感情に想いを寄せて、多くの人が東京国際映画祭に興味を持つきっかけになってくれたら幸いです。



■スタッフ

プロデュース・デザイン:大島依提亜

演出:今泉力哉

撮影:木村和平

照明:加藤大輝

衣装:馬場恭子、中村祐実

メイク:寺沢ルミ、杉本あゆみ

制作:西村理佐

協力:喫茶サロン ことたり



■「第38回東京国際映画祭」開催概要

開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)

会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区

公式サイト:www.tiff-jp.net



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