
【映画】
目黒蓮、ふくよかな坂本とスマートな坂本を熱演 実写版『SAKAMOTO DAYS』監督は福田雄一

Snow Manの目黒蓮が、実写映画化で話題の『SAKAMOTO DAYS』で主演を務めることが発表された。目黒は特殊メイクによる体重140キロの坂本太郎と、伝説の殺し屋としてのスマートな坂本を演じ分ける。脚本・監督はコメディ映画のヒットメーカー・福田雄一。公開は2026年ゴールデンウィークを予定している。
【動画】目黒蓮×福田雄一、実写版『SAKAMOTO DAYS』超特報
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画『SAKAMOTO DAYS』(原作:鈴木祐斗)。22日に実写映画化が発表されると、SNSでは「実写化楽しみ」「キャストが気になる」「坂本はどう演じ分けるのか」といった声が相次ぎ、早くも大きな注目を集めた。
目黒が挑むのは、最強の殺し屋として恐れられながらも引退し、家族との平穏な日常を過ごすうちに体重約140キロのふくよかな姿となった坂本太郎。だが一度本気を出せば大量のカロリーを消費し、往年のスマートな姿を取り戻す“二面性のある男”だ。ふくよかな体型の撮影日には毎日約4時間をかけた特殊メイクで、外見の変化を含めた迫真の表現に挑んだ。
「銀魂」シリーズや『今日から俺は!!劇場版』などを手がけてきた福田監督が、コメディとアクションを自在に織り交ぜ、原作の魅力を独自のセンスと臨場感あふれる映像で実写化する。
Snow Manのメンバーとして幅広い支持を集め、俳優としても『silent』『海のはじまり』『トリリオンゲーム』など数々の話題作に出演してきた目黒。2026年2月には浜辺美波とのW主演作『ほどなく、お別れです』の公開も控える。福田監督作品への出演は今回が初となる。
さらに、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『リボルバー・リリー』『シン・仮面ライダー』などでアクション演出を担い、「銀魂」シリーズや『今日から俺は!!劇場版』、『アンダーニンジャ』で福田監督とタッグを組んできた田渕景也の指導のもと、これまでにないキレと迫力の超人的なアクションシーンにも挑戦する。
目黒は 「今までどちらかというと重ための作品に出演させていただくことが多く、演じる上で観てくださる方に“何か伝えたい”と誰かのために挑むことが多いのですが、今回この『SAKAMOTO DAYS』の出演は、自分のために出演したいと思いました」と並々ならぬ意気込み。「ここまでのアクションに挑戦したのは初めてで、新しい自分とこれまでにない自信に出会えました。コメディとアクション、そして愛でいっぱいの物語なので、皆さんが笑ったりスッキリしたりあたたかい気持ちになったり、とにかく心から楽しんでもらえるのが魅力だと思います!特に、これまでで一番多くのアクションに挑戦していますので皆さん、楽しみにしてて欲しいです!」とコメント。
福田監督も「松橋さん(プロデューサー)から突然『目黒蓮さんがやってくれるかもしれません!どうでしょう?』とLINEが来ました。『おいいいいい!!!』って叫びましたよ!そんな夢みたいなこと、現実に起こるのかよ!って。まさか目黒蓮くんが福田組に来てくれるなんて夢にも思ってないわけですから!」と目黒への熱い想いを口にするとともに、「編集は終わっていて、CGも音楽も入ってないのに、全然劇場出しても大丈夫だねって言ってるくらい、ヤバ面白い映画になってます。来年のゴールデンウィークまで、しばしお待ちください!」と語り、自信をのぞかせた。
あわせて公開されたのは、30秒の特報映像と新ビジュアル。ふくよかな坂本と殺し屋全盛期のスマートな坂本を対比させた斬新な構図で、鋭い眼光を放つ本気モードの姿が映し出されている。“命懸けの日常”を描く新時代のアクションエンターテインメント大作への期待は、さらに高まりそうだ。
■目黒蓮(Snow Man)のコメント
今回、漫画やアニメとして多くの方に愛されている『SAKAMOTO DAYS』で主演を務めさせていただくことになり、本当に光栄です。
去年の月9の撮影中にこの作品のお話をいただきました。今までどちらかというと重ための作品に出演させていただくことが多く、演じる上で観てくださる方に“何か伝えたい”と誰かのために挑むことが多いのですが、今回この『SAKAMOTO DAYS』の出演は、自分のために出演したいと思いました。
数年前に原作を読んだときに、「なんて面白くてかっこいいんだ、これが映画になったら誰が演じるんだろう、さすがに実写化は無理か一」と、読者として楽しんでいました。その作品にまさか自分がオファーされるなんて思いもしなかったですし、本当に驚きました。
今回演じた坂本太郎は、かつて伝説の殺し屋として恐れられていたのに、
今は家族を最優先にする穏やかな父親でそのギャップが最大の魅力で本当にかっこいいキャラクターだと思います。ここまでのアクションに挑戦したのは初めてで、このお仕事をする上で今後自分の武器になるかもしれないと新しい自分とこれまでにない自信に出会えた。
誰にも負けないアクション俳優を目指したいとまで思いました笑
福田監督との初タッグは、僕がコメディをやれるのかイメージがあまり湧かずでしたが、ただ何度も何度も僕のことを考えた提案をしてくださり、人想いなあたたかい人だと感じました。
撮影が始まると、監督がスタッフや出演者を心から信頼していることに驚き、僕もすぐに信頼できました。演者やスタッフの力を最大限に引き出すため、困難な状況でも諦めずに監督が謝りながらお願いし、最後は皆が「こだわってよかった」と涙するほどで、その姿勢に深く感銘を受けました。
原作の世界観とキャラクターの魅力を大切にしながら、自分なりの想いを込めて演じました。読者の皆さん、ファンの皆さん、そしてこれからこの物語を知る方々の心にも届くよう、全力で挑みました!コメディとアクション、そして愛でいっぱいの物語なので、皆さんが笑ったりスッキリしたりあたたかい気持ちになったり、とにかく心から楽しんでもらえるのが魅力だと思います!
特に、これまでで一番多くのアクションに挑戦していますので皆さん、楽しみにしててほしいです!
■福田雄一(脚本・監督)のコメント
連ドラを観る習慣のない僕が友人の村瀬がプロデューサーという理由だけでたまたま観たのが「海のはじまり」というドラマでした。そこで目黒蓮くんを初めて観ました。
なんだろう、この、ずっと観ていたい!と思う役者さんは!と思いました。
その衝撃はあまりに大きく、それを率直にXにポストしたところ、目黒くんのファンの皆さんから、たくさんの作品を勧めて頂きました。その日から目黒くんの作品をむさぼるように観て、勧めて頂いて何も感想を言わないのも失礼と思い、アホみたいに目黒蓮ラブをポストし続けました。笑笑。
その頃、ちょうど『SAKAMOTO DAYS』のキャスティングを開始しました。僕が松橋プロデューサーにお願いした条件は「痩せた坂本、太った坂本、両方をやってくれて、痩せたら死ぬほどカッコいい役者さん」でした。松橋さんは言いました。「そんな人、いますかね?」と。「はい。僕も全くアテがありません」と答えました。当然のことながらキャスティングは難航し、時間だけが過ぎていきました。
そんなある日、松橋さんから突然「目黒蓮さんがやってくれるかもしれません!どうでしょう?」とLINEが来ました。「おいいいいい!!!」って叫びましたよ!そんな夢みたいなこと、現実に起こるのかよ!って。
だって、アホみたいにラブポストをしてる時の僕はまさか目黒蓮くんが福田組に来てくれるなんて夢にも思ってないわけですから!うん。長いですよね。コメント。字数オーバーですよね。すみません。テンションが上がり過ぎました。
ちなみにクランクインしたその日に「俺、目黒蓮のためなら、命かけられるわ!」ってなったエピソードがあるんですけど、それはまたどこかでお話しします!
追伸。編集は終わっていて、CGも音楽も入ってないのに、全然劇場出しても大丈夫だねって、言ってるくらい、ヤバ面白い映画になってます。来年のゴールデンウィークまで、しばしお待ちください!