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菅田将暉主演フジドラマ『もしがく』、初回放送「TVer」再生数が100万突破

三谷幸喜が脚本、主演に菅田将暉を迎えるフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)第1話が10月1日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」は、同作の再生数が100万を突破したことを発表した。
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計測期間は10月1日から3日まで。TVerにおけるVODのみの番組動画再生数(TVer DATA MARKETING調べ)で、リアルタイム配信・追っかけ再生による再生数は除外とした。
本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷自身の経験に基づいた要素を含んだ完全オリジナルストーリー。
■第1話あらすじ
1984年はバブル経済の前夜にあたる時代。大人たちは夜な夜な羽振りよくお金をばらまいた。渋谷はカルチャーの発信地として多くの若者でにぎわった。手にスマホはなく、人々はいつも前を見ていた―。
渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。不器用ながらも生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描く。
昭和59年秋。蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。彼のあまりの横暴ぶりに、劇団から追放されてしまったのだ。
あてもなくさまよう久部が迷い込んだのは、怪しいアーケード街だった。ネオンが光るその商店街は「八分坂」。渋谷駅から8分でたどり着くから八分坂と呼ばれているのだが、そのアーケードにはこう刻まれている。
“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”案内所のオババ(菊地凛子)に誘われて、久部はWS劇場の扉を開く。そこは、遊び慣れていない久部にはハードルの高い、劇場なのだった。
演劇青年の純粋な思いを軸に、時にある家族を描き、時に喜劇と悲劇を同時に描いていく。八分坂という小さな世界に住む、愚かで愛(いと)おしい人々が、1人の青年に翻弄されていく・・・。