【音楽】
万博開幕日の鳥肌もの大合唱、年末に再び 『サントリー1万人の第九』詳細発表、松岡茉優・一青窈ら出演【一覧】

『サントリー1万人の第九』2024年の様子 (C)MBS/サントリー1万人の第九


 大阪の師走を彩る音楽イベント『サントリー1万人の第九』が12月7日に大阪城ホールで開催決定し、出演者が明らかになった。



【動画】忘れられない大合唱 万博開幕「一万人の第九」(全編)



 『1万人の第九』は、1万人がベートーヴェンの「第九」歓喜の歌を合唱するコンサート。1983年に始まり、毎年12月の風物詩となっている。今年で43回目を迎える。



 2025年は、大阪・関西万博のオープニングプログラムとして、特別に大屋根リングなどで『1万人の第九』が実施され、「さすが1万人の勢い凄いですね!鳥肌!」「大阪パワー、スゴいっ!」など、大きな感動を呼んだ。



 大阪城ホールの司会は、俳優の松岡茉優が2年連続で務める。さらにゲストとして、歌手・一青窈、太鼓芸能集団・鼓童の出演が決まった。コンサート第1部では、一青の「ハナミズキ」を1万人合唱も実現する。



 総監督・指揮は、佐渡裕氏が27年連続で登板する。



 公演チケットは10月25日から一般発売。特別番組は、MBS・TBS系全国ネットで12月20日午後4時~4時54分に放送予定。



■松岡茉優 コメント

今年もあの煌(きら)めく祭典に司会として参加させていただけること心から光栄に思います。

十代の頃から間接的に関わらせていただいてきた『サントリー1万人の第九』。昨年初めて、舞台である大阪城ホールにて“歓喜”を浴びました。

小学生から大先輩まで、多様な人々がベートーヴェンの想いを手繰り寄せこの世の喜びを歌い、贈り合う。

こんな素晴らしい時間が四十年以上も続いてきたなんて、心が震えます。

企画自体もさることながら、現地にて参加させていただいた時に感じたのは参加される皆様の目の輝き、熱さでした。番組の中で最年少参加者たちにインタビューさせていただいたのですが、私よりもずっと第九に詳しく、歌詞の意味も理解して歌おうとされていることに驚きました。ただ覚えたものを歌うのではなく(ドイツ語なのでそれだけでもすごいことなのですが)、その部分では何を指しているのか、ではどのように歌うとよいかなど、その姿は歌い手さんとしての自信を感じました。

今年も言葉に表せぬほど、素晴らしい時間になることと思います。

テレビの前でお会いする方にもその感動が伝わるよう、心を込めて務めます。

松岡茉優



■一青窈 コメント

Passion溢れる指揮者、佐渡裕さんのタクトで歌えるのがとっても楽しみです!

珊瑚礁から弦楽器の大群が現れたり隙間からキラキラ、笛の音のような光がのぞいたり海亀のようにダシャーンと大物が現れたり みなさまがオーケストラという海の中身体全部で音の波を感じてもらえたら本望です。

私は当日、心合いの風を抱いて現れるつもりです。

一青窈



■太鼓芸能集団 鼓童 コメント

『サントリー1万人の第九』という素晴らしい舞台で太鼓を鳴らせることを、大変光栄に思います。今年5月にウィーンで佐渡さんと初めてご一緒し、その時の胸躍る演奏体験を「またいつか」と願っていた矢先、この機会をいただけたことに感謝しています。今回はその時に初共演した楽曲「いのち」より第六楽章を演奏します。オーケストラと太鼓が響き合い、生み出す熱量のシナジーにぜひご期待ください。そして、1万人による「第九」の圧倒的な響きを、共に体感できることを心待ちにしています。



■公演名『 サントリー1万人の第九』

日程:2025年12月7日(日)午後5時開演

会場:大阪城ホール

総監督・指揮: 佐渡裕

ゲスト:一青窈(歌手)、太鼓芸能集団 鼓童

ソリスト: ソプラノ/ハイディ・ストーバー

メゾ・ソプラノ/清水華澄

テノール/リッカルド・デッラ・シュッカ

バリトン/グスターボ・カスティーリョ

演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団

合唱:1万人の第九合唱団

司会:松岡茉優、三ツ廣政輝(MBSアナウンサー)



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