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『相棒 season24』次週も拡大SP 水谷豊が約6分間におよぶ圧巻の講談を披露

シリーズ誕生25周年を迎え、杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が通算11シーズン目に突入するテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season24』(毎週水曜 後9:00)の初回拡大スペシャルが15日に放送された。そして22日は、その「死して償え」の完結編ともいうべき、『拡大スペシャル 第2話』が放送される。
【写真】これが右京…?ファンの度肝を抜く設定で登場
「初回拡大スペシャル 死して償え」は、右京が身分を隠して人間国宝の講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)に弟子入りしたところからスタート。実は、右京は、亀山薫(寺脇)の妻・美和子(鈴木砂羽)の知人・野々宮恵子(細川直美)からの依頼で、ある冤罪疑惑について潜入捜査を開始していた。
問題の事件とは、15年ほど前、青竜の屋敷において、破門になった元弟子の田埜井肇(菅原卓磨)が、青竜の息子・乙彦(前田峻輔)を殺害したというもの。田埜井は強盗殺人の罪に問われ、5年前に最高裁で死刑判決が下っていましたが、田埜井は盗みに入ったことこそ認めているものの、殺人は否定していたのだ。夜討ち朝駆けの猛アタックで青竜を籠絡し、内弟子として屋敷に入り込むことに成功した右京はある夜、屋敷で「幽霊を見た」と騒ぎを起こし、青竜一門を揺さぶることに成功。その結果、納屋の中から謎の白骨死体を発見して…という怒涛の展開が描かれた。
22日放送の「拡大スペシャル 第2話」では、発見された白骨遺体はいったい誰なのか、兄弟子の呉竜(青柳尊哉)が「洗いざらい話す」と言って“自白”するも、右京はその供述が“うそ”であることを直感。呉竜はもちろん、事情聴取を受けた青竜一門が話す内容は、まさに“講釈師、見てきたようなうそを吐き”を地でいくようなものばかり。
誰の証言も信じられない中、特命係は白骨遺体から真相を手繰り寄せるべく奔走するが、その背後では知らぬ間に国家権力の闇がうごめき、なんと田埜井の死刑執行が迫っていることが判明。はたして特命係は“命のタイムリミット”までに、真犯人にたどり着くことができるのか。そして、特命係の捜査を支持する態度を取っていた検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子)は、どんな動きを見せるのか。やがて、時を隔てて繋がる2つの事件が、急転直下の結末に向かうことになる。
さらなる衝撃の連続となる第2話では、右京が講談を披露するシーンが登場。演じる水谷は講談師のレクチャーを受け、講談独特の緩急や抑揚をマスター。臨場感あふれる圧巻の語りで、約6分間におよぶ一席を務めあげる。右京が聴かせる演目とは。そしてその講談は事件とどう絡んでいくのか。渾身の講談シーン、そして人間国宝をめぐる殺人の全真相が明らかになる。