【エンタメ総合】
岡田結実、初舞台ビジュアルの“髪”めぐって“謝罪” 横山由依は“紙”質に注目

舞台『醉いどれ天使』制作発表に出席した(前列左から)深作健太氏、渡辺大、北山宏光、大鶴義丹、佐藤仁美 (後列左から)阪口珠美、横山由依、岡田結実 (C)ORICON NewS inc.


 歌手・俳優の北山宏光が主演を務める舞台『醉いどれ天使』の製作発表が16日、都内で行われ、本作チラシのビジュアル撮影の裏話が明かされた。



【写真】さすがのスタイル⋯!シックなブラック衣装で登場した横山由依



 この日は、闇市を支配する若いやくざである主人公・松永を演じる北山のほか、松永と対峙する酒好きで毒舌な貧乏医師・真田役の渡辺大、松永と同郷で彼に思いを寄せるぎん役(Wキャスト)の横山由依と岡田結実、松永の恋人でダンサーの奈々江役の阪口珠美、真田の診療所に住み込む美代役の佐藤仁美、松永の兄貴分・岡田役の大鶴義丹が出席した。



 本作のチラシでは、キャストらがモノクロで映し出されている。初舞台の岡田は「うれしくて!」と舞台ビジュアルに喜びつつ、「でも、前日に髪の毛がきれいになるトリートメントをしてしまっていて。コテの熱が入らなくて、ドストレートになってしまって」とまさかの告白。「大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。



 すると、渡辺も「舞台でブリーチで金髪にしていたんです」と告白。「スプレーで(黒にして)、モノクロだからなんとかなった」と申し訳なさげな表情に。大鶴は「私は帽子なので、ヘアセットはしませんでした。寝ぐせのまんまです」と話し、笑いを誘った。



 一方、横山は髪ではなく、紙が気になったという。「紙質がすごくいいと思ったんです。(中面の)銀色がなかなか珍しいらしく、それを発色するためにその紙質にしたとおっしゃっていました。紙質にもご注目ください」とまとめた。



 『醉いどれ天使』は、日本をはじめ世界中に大きな影響を与えた名匠・黒澤明さんと、その多くの作品で主演を務めた三船敏郎さんが、初めてタッグを組んだ作品。戦後の混沌とした時代に生きる人々の葛藤をいきいきと描いた映画『醉いどれ天使』は、黒澤さんによる力強く斬新な世界観と三船さんの荒々しくも繊細な演技が絶賛され、名作として今もなお世界中で愛されている。



 映画史に輝く本作だが、映画公開の1948年4月から約半年後、ほぼ同じキャストとスタッフが集結し、舞台作品として上演されたという記録が残っている。その後、当時の舞台台本は長い間眠っていたが、近年、発見され、黒澤さんが抱いた舞台への熱い想いが息を吹き返した。黒澤さんの想いを継承し、満を持して2021年に舞台化。大盛況のうちに幕を閉じた。



 今回は、新たなスタッフ・キャストにより、25年舞台版『醉いどれ天使』の上演が決定。1948年、2021年の舞台版が持つ魅力を引き継ぎながらも、新たな視点で紡ぐ。映画でも印象的なダンスシーンをはじめ、ライブならではのフィジカルでエネルギッシュな表現も満載。戦後の人々が命を燃やすように生きる姿を濃密に描き出す。



 脚本は前回に続き蓬莱竜太氏、演出は深作健太氏が務める。



 同作は、11月7日から23日まで東京・明治座、11月28日から30日まで愛知・御園座、12月5日から14日まで大阪・新歌舞伎座で上演される。

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