
【エンタメ総合】
舞台『じゃりン子チエ』一家がTシャツ姿で集合 令和版はチエ=澤井梨丘、テツ=波岡一喜、ヨシ江=三倉茉奈

大阪松竹座の11月公演、松竹創業130周年記念『じゃりン子チエ』のけいこが15日から始まり、キャスト・スタッフらが集結。『じゃりン子チエ』Tシャツ姿となり、意欲を燃やした。
【写真】舞台『じゃりン子チエ』全キャスト&役柄Tシャツ姿で集合
『じゃりン子チエ』は、過去複数回舞台化されてきたが、令和になってからは今回が初めて。「ウチは日本一不幸な少女や」が口ぐせのチエが、正直で不器用ながら心優しい家族、友人・知人ら、そして猫たちに囲まれ、たくましく生きる姿が、世代を超えて、笑いと感動を生み出す。11月15日~25日に上演される。
主人公チエはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で好演した澤井梨丘、テツは波岡一喜、ヨシ江は三倉茉奈が演じる。
澤井は「元気いっぱいなチエちゃんを演じられるように頑張ります」、波岡は「明るく楽しく、怪我なく、やっていきたいと思います」、三倉は「関西の皆さんと舞台をつくれるのをめちゃくちゃ楽しみにしています」とあいさつ。
読み合わせでは、ネイティブな関西弁の応酬。中でも、今回初めて「女方」を演じるというおバァはん役の桂南光のセリフは、まさに昭和の“おバァはん”そのもの。また、テツも恐れる恩師の花井拳骨役の赤井英和のセリフの迫力に、一同から思わず驚きと笑顔がこぼれた。
さらに、大阪・新世界を拠点とするクリエイティブユニット「THEモンゴリアンチョップス」のデザイナー、山本健太氏と安藤仁彦氏から『じゃりン子チエ』けいこ場Tシャツが贈呈された。これまでも『じゃりン子チエ』とコラボを行っており、今回はキャスト全員に、それぞれが演じる役のイラスト(漫画のコマ)をデザインしたTシャツを制作。出演者たちは大喜びで、早速全員が着用して記念撮影が行われた。