【エンタメ総合】
“コバホーク”にもタブーなし!今夜は金子恵美にも? 峯村健司が松本秀夫と“ジェントル”タッグで挑む新番組「生々しいものを見せたい」

『峯村健司と松本秀夫のジェントル!ジェントル?』を担当する松本秀夫、峯村健司 (C)ORICON NewS inc.


 政界、そしてスポーツ界と、日々さまざまな話題が関心を集めているこの秋、ニッポン放送で注目の情報ワイド新番組が誕生した。その名も『峯村健司と松本秀夫のジェントル!ジェントル?』(毎週火・水 後6:00)。『飯田浩司のOK!Cozy up!』(月~金 前6:00)でも舌鋒鋭くニュースに切り込む峯村健司氏と、“ラジオ野球中継の雄”『ニッポン放送ショウアップナイター』で、1994年に行われた中日と巨人の優勝決定戦「10.8」も担当した松本秀夫アナウンサーがタッグを結成し、リスナーとの双方向性を生かしながら、番組を届けている。



【写真】マイク前で…柔和な笑みを向ける峯村健司&松本秀夫



 番組では、紳士に必須条件である“粋な会話”の話題となるであろうニュース、スポーツ情報をはじめとした時事ネタから、知的好奇心をくすぐる話題までを取り上げる。峯村は国内だけに留まらずアメリカ・中国などワールドワイドな情報網を駆使して集めた情報を、松本は球界にさまざまな情報網を張り巡らせて得た情報を、日々アップデートして伝えていく。



 オリコンニュースでは、生放送後の峯村氏&松本アナウンサーにインタビューを敢行した。



■峯村健司&松本秀夫

――峯村さんは、これが人生初の冠番組だと伺いました。



【峯村健司】初どころか、パーソナリティーを担当するのも初めてでした。解説者として出たことはよくあるんですけども、脳みそを使う部分がまったく違います。解説者として出演する時は、パーソナリティーの話を受けて、どうやってうまくそこに言葉を乗っけていくかを考えるのですが、こちらは自分から最初こじ開けきゃいけない。最初は、そこが慣れなくで、苦労していました。



【松本秀夫】謙そんしておっしゃっていますが、ぐちゃぐちゃにならず、態勢をしっかり整えていらっしゃるので、さすがだなと感じています。それどころか、1分ぐらいの寸劇のコーナーで、アドリブもぶっこんできますから(笑)。



【峯村】緊張はしているのですが、私自身、現状に常に不満をもっているので、なにか変えられるところがあればというのがあって(笑)。



――番組を聴いていると、この秋からとは思えないくらいのかけあいで…。



【峯村】不安定な安定感とでもいいましょうか(笑)。きょうの放送でも話したのですが、2人ともAB型なんです。だから、2人で揺らぐと、当人たちは同じように見えるので、揺らいでいるとはわからず、リスナーのみなさんに揺らぎが伝わるという(笑)。だから、聴いていらっしゃるみなさんは、大変だと思います。



――SNSなどを見ていても、好意的な反響が寄せられています。



【峯村】放送中、Xで寄せられた意見を全部見るようにしています。もともと、この番組はメールとXを大切にしていこうというのがあったので、本番中も見すぎちゃって(笑)。



【松本】それがすごいですよね。番組の中で私が飼っているカメの名前を決めたりと、急にいろんな流れがうまれるので、予定調和的なところはまったくないですね。



【峯村】最近、コンプライアンスが厳しいこともあってか、テレビであっても記事であっても、やっぱり予定調和なものが多かったりするじゃないですか?この番組では、そこはなくそうと意識しています。きょうの放送でも、「どうせこの番組も規制があるんでしょう?」という、番組的にはけっこうきわどい意見を紹介しました。普通だったら、これ触れないじゃないですか?でも、触れないことで「ほら、やっぱり規制があるんだ」ってなっちゃうので、私はあえて読んだんです。これはもう、私の芸風ですが、あえてぶっこむ。この意見を読むことで、意見を寄せてくれた人が、嫌いになるかもしれませんけど、もしかしたらファンになってくれるかもしれない。「タブーなし」というのは、私のモットーです。



【松本】(となりで聞いていて)ドキドキする時もあります(笑)。この間、自民党の小林鷹之さんが出演された時に、峯村さんが「あなた、財務省の犬って呼ばれますけど」ってぶっこんでいて。



【峯村】そうしたら、小林さんが「違います!」って言うから、これは怒ったかなと思ったら、続けて「財務省のポチです」っておっしゃって(笑)。相手が権力者の時は、あえてそういった“ガン詰め”をやるんです。揺さぶってみて、どういうリアクションをするのかによって、危機があった時にどう対応するのかがわかるんじゃないかなと。この一件でも、小林さんの人間性が伝わってきますよね。一方、先日のニッポン放送の選挙特番で、石破茂さんに対して、私が「過半数切ったら、やめると言ったでしょう?」と詰めたんです。そうしたら、最終的に、石破さんはブチギレて「不見識だ」とおっしゃった。さぁ、この2人の反応を見て、みなさんはどっちを選びますかということです。これはメディアの役割だし、キレイにコーティングされたところではなくて、生々しいものを見せたいなというのを、コンセプトとしてやっています(笑)。



――番組が始まったタイミングも、政治的にもスポーツ的にも関心がかなり高いところとなりました。



【峯村】私はアメリカ・中国中心に、国際関係の話ができるのにプラスして、日本の政治もやり取りしていることも増えているので、一粒で5度おいしいくらいのことはお伝えできているのではないかなと思っています。



【松本】巨人の田中将大投手の200勝を達成した時も、ちょうどこの番組のエンディングにお伝えすることができました。



【峯村】田中さんの200勝を伝える原稿を松本さんが読まれたのですが、松本さんが野球の原稿を読むところを初めて見まして。こんなしっかり読めるんだと、ちょっとだけ尊敬しました(笑)。背景もしっかり説明されて、すごいなと思いました。



――21日の放送では、同日に首班指名選挙が行われるという、これ以上ないタイミングです。ゲストには金子恵美さんが出演されるそうですね。



【松本】政治もそうですし、野球も日本シリーズのカードがその頃には決まっていたりと、いろんなものがもう動いている時なので、そこは縦横無尽に、ジェットコースターみたいな、この番組ならではの伝え方をしていけたらなと思っています。



【峯村】、金子さん、ぜひお呼びしたいなと思っていました。元々政治の世界にいらっしゃいましたし、政界の人脈もかなり広いなという風に感じています。見た目はソフトな感じなので、結構ズバズバ言うじゃないですか。だから、この日は“ガン詰め協奏曲”みたいな感じになればいいなと(笑)。あとは、金子さんに、我々がジェントルかどうかというところをですね、厳しく論評していただいて、明日へつなげていきたいと思います(笑)。水曜日の放送も、政局がどのようになっているかわかりませんが、注目の方の生声を伝えられるようにしたいなと思っていますので、ぜひ注目してください



■峯村健司

キヤノングローバル戦略研究所上席研究員。1974年生まれ。朝日新聞 北京・ワシントンで計9年間特派員。「LINEの個人情報管理問題のスクープ」で2021年度新聞協会賞受賞。「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。近著に「潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日」(朝日新書)。



■松本秀夫

フリーアナウンサー。1961年生まれ。1985年ニッポン放送入社。2017年からはフリーアナウンサーとして多岐にわたり活躍中。ニッポン放送ショウアップナイターの実況を続ける傍ら、プロ野球ニュース、六大学のネット配信等(BIG6TV)担当。趣味の釣りが高じて15年前からサンケイスポーツ紙上でコラム「オフは釣り三昧」を連載中(毎週水曜日掲載)。劇団チェンジアップ主宰。

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