【経済・トレンド】
トヨタ、新型車『ランドクルーザー“FJ”』を世界初公開 2026年年央発売予定 シリーズ最小の取り回しの良さが魅力

ランドクルーザー“FJ”(海外カスタマイズ仕様・プロトタイプ)


 トヨタ自動車は21日、新型車『ランドクルーザー“FJ”』を世界初公開。日本での発売は2026年年央頃を予定と発表した。



【写真多数】かわいいけどかっこいい!発表されたばかりの『ランドクルーザー“FJ”』内外装全部見せ



 トヨタBJ型として1951年に誕生し、70数年にわたり人気を博してきたトヨタを代表するモデル『ランドクルーザー』。現在、常に最新技術を導入しフラッグシップとして進化を担うステーションワゴン(“300”シリーズ)、高い耐久性と整備性でワークホースを担うヘビーデューティモデル(“70”シリーズ)、質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支えるという原点に回帰し2024年に誕生したランクルの中核モデル(“250”シリーズ)の3つのシリーズで展開している。



 今回、“250”シリーズで原点回帰したからこそ見えた、「もっと多くのお客様にランクルを楽しんでいただきたい」という思いから、人々の生活を支える「信頼性・耐久性・悪路走破性」に、自分らしく楽しむ自由「Freedom&Joy」という新たな価値を提供する『ランドクルーザー“FJ”』をシリーズに加えた。



 エクステリアデザインは、ランクルが受け継いできた伝統とモダンを統合させた内外装デザインと、機能性を追求したパッケージ。サイコロをモチーフとした直方体ボディと角をそぎ落とした面取り構成で、無駄のない強い塊感と楽しさを表現。フロント、リヤともにコーナーバンパーを取り外し可能な分割タイプとすることで、壊れた部分のみ交換可能とし修理性を向上させるとともに、より個性的にランクルを楽しめるカスタマイズへの対応にも配慮している。



 インテリアは、移動の楽しさを体験できる室内を目指し、車両姿勢が認知しやすい水平基調のインストルメントパネルや、視点移動が少なくなるよう機能をそれぞれ集約したモニター、スイッチ類、自然な操作ができるシフトノブなど、さまざまな環境で運転する時でも瞬時に認知、操舵ができるコクピットレイアウトを実現。プリクラッシュセーフティなどの先進機能を付与した予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を採用し、より安心な運転をサポートしている。



 また、ホイールベースの縮小(“250”シリーズ比-270ミリメートル)により、最小回転半径5.5メートルの取り回しの良さ、オフロードでの機動性を確保し、ランクルに新たな魅力を付与。開発では、オフロード試験にて弱点を徹底的に洗い出し、ランクルネス(信頼性・耐久性・悪路走破性)をつくり込んだ。



 さらに、今後、カスタマイズの楽しさが拡がるオプションを導入予定としているほか、新しい移動の価値観を提供。人とモノを運べる電動パーソナルモビリティの「LAND HOPPER」開発中(発売は未定)とし、ランクルでたどり着いたさらにその先のトレイル(山や森の中にある主に未舗装路の小道)などのオフロードの楽しさを体感でき、日常の普段使いにととまらず、クルマのラゲージに積載して旅先でのツーリングなど移動の楽しみを拡大する。



 なお同車は、10月30日から11月9日にかけて開催される『Japan Mobility Show 2025』に出展し、「ランドクルーザー“FJ”」を公開する。

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