
【エンタメ総合】
のん“飛鳥”×バディ・藤木直人“藤堂”、再び心通わせ視聴者反響「いつの間にか泣いてた」「面白くなってきた」『MISS KING』第4話 【ネタバレあり】

俳優ののんが主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『MISS KING/ミス・キング』(毎週月曜 後8:00)の第4話が20日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【場面写真】悲壮感を漂わせ…並び立って話を聞く藤木直人&のん
本作は、天才棋士の父に人生を奪われた国見飛鳥(のん)が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。
対局中、突然意識を失い倒れてしまう飛鳥。朦朧とする中で、飛鳥の耳には「将棋をするな」という謎の声が響く。将棋に関わるたびに、周囲の誰かが不幸になるように感じた飛鳥は「私といたら不幸になりますよ」と口にする。そんな飛鳥の様子を見ていた藤堂(藤木直人)は「俺をこれ以上不幸にできるのかよ。悲劇のヒロインやってろ、間抜け!」と突き放し、飛鳥のもとを去る。
一方、礼子(倉科カナ)は「結城彰一(中村獅童)を殴ったの。それで将棋界にいられなくなった」と、藤堂が抱える過去を明かす。将棋をやめる決意を固めた飛鳥は引き止められながらも、荷物をまとめて礼子の家を出る。その夜、礼子は藤堂に「将棋もあんたも見たくないから出てって。飛鳥ちゃん連れ戻すまで帰ってくんな」と告げる。
家を出た藤堂は、道端で佇む飛鳥を見つけ「お前将棋好きか?俺は嫌いだ」と語る。飛鳥が彰一を殴った理由を尋ねると、藤堂は王竜戦の前日に親父が亡くなり、最悪の精神状態だったことを打ち明ける。「『情けない将棋で申し訳ありませんでした。実は昨晩、父が亡くなりまして…』と伝えると、結城は『あなたは将棋指しに向いていない。お父様はお気の毒だ』と言ったんだ」と告白。最愛の父を「気の毒」と言われ、藤堂はカッとなって思わず結城を殴ったことを明かす。これに対し、飛鳥は「ダサいっすね」と一言。
お互いの過去を語り、心を通わせた2人は再び礼子の家へ。翌朝、藤堂は父の骨を散骨しながら「自分で呪いをかけて逃げていた」と反省し、「俺たちがお前を支え、もっと強くする。お前の母親がどう思おうが関係ない。お前の人生だ。投了するにはまだ早い」と飛鳥に伝える。
そして迎えた「アマチュア棋匠戦」で、飛鳥は勝利を収める。その頃、自宅でとあるものを目にした彰一。果たして彼の目に飛び込んできたものとは…。藤堂が過去を明かし、飛鳥とリスタートを切る第4話に、視聴者から「いろいろ振り切った2人はとても強く見えた」「ここから逆襲だ」などのコメントが寄せられた。