
【エンタメ総合】
ZIPAIR、成田発オーランド行き直行便運航へ ディズニー・ワールドへのアクセスが劇的に向上
ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル(以下、ディズニー)とZIPAIR Tokyo(以下、ZIPAIR)は28日、都内で共同記者会見を開き、日本からフロリダ州オーランドへの史上初となる直行チャーター便の運航と、それに伴う共同プロモーションの実施を発表した。
【写真】「長年の夢だった⋯」感慨深く語るZIPAIR社長・西田真吾氏
今回の取り組みにより、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)へのアクセスが格段に便利となり、長年の夢だった“乗り換え不要”のディズニーバケーションが現実のものとなる。
ディズニーの澤田智子氏は、「日本のディズニーファン、そして私たちにとって長い間待ち望んでいた直行便がついに実現することに、大きな喜びを感じています」と話し、これまでの関係者の尽力に感謝を述べた。
オーランドに位置する「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、世界7都市に展開するディズニーリゾートの中でも最大規模を誇る施設。1971年に開園し、2026年には55周年を迎える。東京・山手線内の約1.6倍という広大な敷地には、4つのテーマパーク、2つのウォーターパーク、25以上の直営ホテル、ショッピングエリアなどが集約されており、「一週間滞在しても遊びきれない」と澤田氏は紹介。
今回の直行便は、2026年2月から3月にかけて計4往復8便を予定。フライト時間は約13時間で、これまで一般的だった経由便(20時間以上)に比べて大幅な時間短縮となる。澤田氏は「乗り継ぎや長時間の移動に不安を感じていたお子様連れや、海外旅行に不慣れな方にとって大きな朗報」と語った。
ZIPAIRは、日本航空(JAL)グループの国際線専門格安航空会社(LCC)。西田真吾代表取締役社長は、「この歴史的な快挙を誇りに思います。ZIPAIRは“NEW BASIC AIRLINE”として、より多くのお客様に新しい空の旅を提供していきたい」と意欲を語った。
定期便の運航については、「ご存じの通り、当社は現在、飛行機を8機しか保有していない航空会社です。ですので、まずは今回のチャーター便の運航をしっかり成功させることが最優先です。これがうまくいって自信がつけば、次のステップとして定期便の可能性も見えてくると思っています」とコメントした。
なお、航空券は12月上旬よりZIPAIRの公式サイトにて販売開始予定で、旅行パッケージはJTBおよびHISより販売される。共同プロモーションとして、対象となる東京・成田発のフロリダ州オーランド直行チャーター便の搭乗者全員(3歳以上)にWDWオリジナルグッズのプレゼントが用意されるほか、参加条件を満たしたWDW来場者には現地でのキャラクターグリーティングや、エプコットでのナイトショー「ルミナス・ザ・シンフォニー・オブ・アス」特別鑑賞(デザート付き)の特典が提供される(※天候等により変更の可能性あり)。












