【映画】
『トワイライト・ウォリアーズ』続編は来年3月クランクイン――ソイ・チェン監督が明言

映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のソイ・チェン監督 (C)ORICON NewS inc.


 「第38回東京国際映画祭」で28日、映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の上映後に行われたマスタークラスに、香港の映画監督ソイ・チェンが登壇。注目の続編について「2026年3月に撮影を開始する」と明かし、会場を沸かせた。



【画像】『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』場面写真



 同作は2024年に公開され、全世界で10億香港ドルに迫る興行収入を記録。日本でも1年間にわたるロングラン上映を達成するなど、アジア映画としては異例の大ヒットを収めた。



 続編に関してチェン監督は、「ここで言えることは、続編は間違いなく撮ります。実は来年3月にもクランクインが決まっております。ただし、ポストプロダクションなどさまざまな工程がありますので、公開時期についてはまだ未定です」と説明。



 さらに「実は前日譚の製作も予定しており、すでに脚本は完成しています。今作と密接に関連する物語になる予定です。できるだけ早く皆さんにお届けできるよう、努力します」と強い意欲を示した。



 マスタークラスでは、自身の映画人生や創作の裏側についても語られた。19歳で映画業界入りして以来、『ドッグ・バイト・ドッグ』(2006年)、『軍鶏 Shamo』(2007年)、『アクシデント』(2009年)、『リンボ』(2021年)など多ジャンルの作品を手がけ、カンヌ、べネチア、ベルリンなどの国際映画祭でも高く評価されてきたチェン監督。



 「自分は本当に運が良かった」と振り返り、次のように語った。



 「これまで何度も自分を見失ったり、落ち込んだりすることがありました。人生には山も谷もあり、常に順調というわけではありません。でも、そうして悩みながら積み重ねてきたものが、思いがけず良い結果につながることもあるんです。皆さんにもきっとそういった経験があるのではないでしょうか。実は『トワイライト・ウォリアーズ~』も、私自身が迷いに迷った末に生まれたものです。それが結果的に多くの方に喜んでいただけたことは、本当にありがたく、運が良かったと感じています」



 最後には、「このような機会をいただき、東京国際映画祭には心より感謝しています。観客の皆さんと直接向き合ってお話しできたことは、私にとってとても光栄なことでした」と感謝の言葉で締めくくった。

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