【エンタメ総合】
人間国宝・桂米朝さんの“約45分”大ネタがよみがえる 生誕100年でNHK大阪が3番組放送へ【番組概要あり】

落語家・桂米朝さん(C)NHK


 NHK大阪放送局(BK)は11月に、2015年に死去した人間国宝の落語家・桂米朝さんに関連する3番組を放送すると発表した。



【場面カット】レジェンドの足跡を息子たちが演じる…『桂米朝 なにわ落語青春噺』



 1925年(大正14年)に生誕した米朝さんと、同年にラジオ放送開始した大阪放送局。桂米朝が生誕100 年を迎える11月に、6月に放送した米朝の特集番組と、同局が記録した貴重な米朝落語2本を集中編成で届ける。特に4日に放送する「桂米朝の落語を聴く 第2回『らくだ』」は、2001年に収録した約45分の大ネタ。



【番組概要】

■『桂米朝 なにわ落語青春噺(ばなし)』(初回放送:2025年6月22日)

11月3日(月・祝)深夜0時~1時12分(総合・関西地方) ※日曜深夜



今年生誕100年の落語家・桂米朝。戦後存亡の危機にあった上方落語を救い、現在の隆盛を築いた。芸を極めたレジェンドの足跡を、生年と同じ1925年に開局したJOBKとの関わりとともにたどる。番組では「落語家米朝誕生」「盟友松鶴との切磋琢磨(せっさたくま)」「多士済々の弟子たち」という3つの切り口から、米朝宅に残る資料、関係者の証言、NHK に残されたアーカイブスを駆使し、上方落語復興の過程を多角的に描く。ドラマパートでは、米朝役を、米朝宅で内弟子修行した孫弟子・桂吉弥、米朝の師匠四代目桂米團治役を、米朝の長男・五代目桂米團治がそれぞれ演じ、視聴者から大きな反響を呼んだ。上方落語の豊かで深い世界を存分に味わう72分、満を持してのアンコール放送。



ドラマパート出演:

桂吉弥 【桂米朝/中川清役】、桂米團治 【四代目 桂米團治役】、笑福亭鉄瓶【笑福亭光鶴(松鶴)役】、三林京子 ほか

ナレーション:貫地谷しほり



■『上方 推しらくご』

・「桂米朝の落語を聴く 第2回『らくだ』」※新作

11月3日(月・祝) 午後1時5分~2時

(初回放送:2001年)

桂米朝の落語をアーカイブス映像で視聴する「上方 推しらくご」特集企画の第2弾。今回の演目は「らくだ」。 ゲストは「桂米朝 なにわ落語青春噺」のドラマパートに出演した桂米團治と笑福亭鉄瓶。2人による「らくだ」の解説も副音声の「ウラトーク」で届ける。



・「桂米朝の落語を聴く 第1回『百年目』」※アンコール

11月4日(火) 午前2時50分~3時48分

(初回放送:2025年6月22日)

第2回「らくだ」の放送に合わせて、6月に放送した第1回もアンコール放送する。「百年目」(初回放送1982年)は、船場の商家を舞台にした演目で、こちらも上方落語の大ネタとしても知られている。「主音声」では落語をたっぷり、そして「副音声」では米朝さんの長男・桂米團治と、孫弟子で「令和5年度NHK新人落語大賞」を受賞した桂慶治朗による「ウラトーク」を届ける。

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