【エンタメ総合】
わずか7.5坪に6層空間“形も素材も独創的な家”『渡辺篤史の建もの探訪』

超個性的な外観=「東京都練馬区・青木邸」(C)テレビ朝日


 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)11月1日放送は、東京都練馬区に建つ「形も素材も独創的 アートな7.5坪の家」を紹介する。わずか7.5坪の敷地に建つ塔のような住宅は、個性的な外観と立体的な構造で注目を集める。



【写真】1階ダイニングキッチン=「東京都練馬区・青木邸」



 銅板を張った丸みのある出っ張りが2つ、ヒノキを張った木箱が2つ組み合わさった外観は、まるでアート作品のよう。建築面積7.5坪ながら、地下1階・地上2階に加え、それぞれの階にロフトと塔屋を設けた全6層構造となっており、内部は吹き抜けとスノコ床で縦に連なる開放的なワンルーム空間になっている。



 地上1.2メートルに位置する玄関は、銅板張りの出っ張り部分にあり、建主自らがDIYで階段とウッドデッキを設置。玄関を入ると4メートルの天井高を持つダイニングキッチンが広がり、上部にはロフトを配置。中央には丸柱に縄で固定されたハート形の天板の食卓が置かれ、遊び心あふれる空間となっている。



 地階は地表から70センチ掘り下げた半地下で、主に収納スペースだが、年間を通して温度が安定しているため、夏はリビングとしても活用。1.5階は妻の書斎で、天井高1.4メートルながら吹き抜けを介してダイニングとつながり、圧迫感を感じさせない。



 2階はトイレを中心にした回遊式の構造で、夫の書斎や浴室、ギャラリーなど多彩な空間が広がる。銅板張りの丸みある出っ張り部分が浴室で、青色の手焼き風タイルが印象的だ。2.5階には寝室を設け、吹き抜け部分を洋服収納として活用するなど、限られた空間を有効に使う工夫が随所に見られる。



竣工:2024年12月

敷地面積:49.6平方メートル(15.0坪)

建築面積:24.7平方メートル(7.5坪)

延床面積:69.7平方メートル(21.1坪)

構造:木造在来工法 一部鉄筋コンクリート造

設計:青木真/青木真研究室

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