【エンタメ総合】
ディズニープラス、韓国TVINGと提携 人気ドラマ『トッケビ』『応答せよ1988』など 約60作品を順次配信

ディズニープラスが韓国のエンターテインメント企業CJ ENMとコンテンツパートナーシップを締結し、TVINGの代表作を日本で配信(C)Disney


 ウォルト・ディズニー・ジャパンは4日、韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENM傘下の動画配信サービス「TVING(ティービング)」と、複数年にわたるコンテンツパートナーシップを締結したと発表した。これにより、ディズニープラスではあす5日より韓国ドラマを中心とする約60作品を日本国内で順次独占配信する。



【画像】第1弾として配信される韓国ドラマは…キム・ユジョン×キム・ヨンデ『親愛なるX』



 TVINGは韓国を代表するオンラインストリーミングプラットフォームで、Netflixに次ぐ会員数を誇る。同社にとって今回が日本市場への初進出となる。今回の提携により、ディズニープラスは日本におけるTVINGオリジナル作品の主要配信拠点(SVODパートナー)となる。



 配信ラインアップには、CJ ENMが手がけた名作ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『恋のスケッチ~応答せよ1988~』などに加え、TVINGオリジナル作品が多数含まれる。第1弾として、ロマンス・スリラー『親愛なるX』(主演:キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフン)が6日より日本独占で見放題配信される。



 ディズニープラスでは、今回の提携にあわせて「TVINGおすすめ韓国ドラマ」特集を新設。ホーム画面上で「スター・ウォーズ」シリーズなどの人気フランチャイズやオリジナル作品と並列で展開し、韓国コンテンツの特集ページ「TVINGコレクション」も新たに開設する。



 ディズニープラスはグローバル展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、マーベル、ピクサーなどの人気ブランドに加え、「スター」セクションでは各国の話題作やドラマを多数配信しており、今回の提携で韓国ドラマ分野の拡充を図る。



 一方、TVINGはCJ ENMが2020年に設立した配信プラットフォームで、受賞歴のあるドラマやバラエティを多数制作。『身代金 狂気の生き残りゲーム』『ユミの細胞たち』『乗り換え恋愛』など、韓国国内で高い人気を誇る。近年は「Your Next K-Content Destination(次なるKコンテンツの目的地)」を掲げ、グローバル市場への進出を強化している。



 今回の提携について、両社は「韓国の多彩なストーリーテリングを日本の視聴者に届け、Kカルチャーの新たな発信地として成長していく」としている。『親愛なるX』を皮切りに、日本の配信市場で新たなKドラマ旋風が巻き起こりそうだ。

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