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松本怜生、石田三成公の法要に参列 『豊臣兄弟!』役ゆかりの地で「愛されていることを実感」

「石田三成祭2025」に参加した松本怜生


 来年(2026年)放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で石田三成を演じる俳優・松本怜生が2日、滋賀県長浜市石田町で開催された「~生地で集う~ 石田三成祭」に参加した。石田三成公の出生地として知られる同地では、毎年ゆかりの行事として「石田三成祭」が行われており、この日は法要やステージイベント、講演会などで終日にぎわいを見せた。



【画像】石田三成公426回忌法要で手を合わせる松本怜生



 前日までの雨が嘘のように晴れ渡った北近江・石田町。午前には、三成公の426回法要が石田一族供養塔前で営まれた。松本は藤紫色の浜ちりめんの和装に身を包み、徳明寺の住職を導師とし、妙心寺・観音寺の住職らによる読経の中、参列者とともに焼香。厳かな雰囲気の中、静かに手を合わせた。



 その後、石田三成祭のステージイベントへ移動し、NHK大津放送局主催による特別ステージトークに登壇。早朝から集まった多くの観客が見守る中、長浜のご当地キャラクター「三成くん」や武将隊とのフォトセッションも行われ、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。



 松本は、「4月にも一度参拝させていただきましたが、今日は多くの方が法要に来られていて、三成さんが愛されていることを実感できてうれしいです」と笑顔で語った。浜ちりめんの着物についても「この季節に着る着物は身体の一部のような着心地。家でも着ています」と話し、「表面がキラキラ光ってみえるでしょ?」とアピールすると、観客からは「着物姿かっこいい!」と黄色い声援が飛んだ。



 また、「細身の体型は着崩れてしまうので、姿勢をただし、無駄な動きをしないようにしなさい、と以前出演した時代劇の所作指導の先生に教えてもらった」と語り、着物を着る際の心構えも披露。4月の訪問ではインフルエンサーの“治部さん”から多くの史跡を案内されたことにも触れ、「今回はゆっくりした気持ちで長浜を歩けました」と述べた。



 というのも、前日から現地入りし、「佐和山城に登る前に雨が止み、法華寺へ行く前にも雨が止み、行く先々で天気が回復した。まるで三成さんに“ゆっくりしていけ”と言われたようでした」と笑顔を見せた。



 ゆかりの地を巡った様子は自身のインスタグラムにも投稿しており、「法華寺は本当に幻想的な場所でした。佐和山城跡も登る価値のある場所なので、ぜひ皆さんも行ってみてください」とファンに勧めた。



 また、地元の名物「三成飯」を味わったことにも触れ、「普段は小食なんですが、どれもおいしくて、昨日はたくさん食べました」とうれしそうに語った。



 最後に石田三成という人物像について問われると、「学生の頃はあまり注目していなかったけれど、今は強い信念の持ち主で、優しい人だと思っています。領民に優しいがゆえに、同僚から恨まれることもあったのでは」と思いを語り、「本や映像で学ぶよりも、実際にこの地を訪れることの方が心に響く。こうして三成公ゆかりの場所を守ってくださっている皆さんに感謝します」と締めくくった。

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