【映画】
芦田愛菜、“まるで王女”気品漂うきらめく白ドレスで登場 あいさつに感嘆と拍手

気品漂う姿で登場した芦田愛菜 (C)ORICON NewS inc.


 映画『果てしなきスカーレット』(11月21日日本公開)のジャパンプレミアが5日、東京・東京国立博物館 表慶館で行われ、俳優の芦田愛菜、岡田将生、染谷将太、宮野真守、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、細田守監督が登場。芦田は、銀のドレスを身にまとい、まるで王女のような気品を漂わせた。



【写真】まるで王女のよう⋯バルコニーから登場した芦田愛菜&岡田将生



 イベント冒頭には、芦田と岡田が表慶館のバルコニーから登場。民衆に手を振る貴人のような演出に、大きな歓声があがった。改めてレッドカーペットに共演陣とともに登場した芦田は、ストーンがきらめく白のドレスを品よく着こなした姿で熱視線を集めた。



 最後のあいさつで芦田は、「生きることについて、この映画の持つ意味、本作でスカーレットを演じ上でどう捉えているか」を尋ねられ、「先日ある物語を読んでいて」と切り出し、「その一節に『人生の意味より人生そのものを愛せ』という会話があって、まさに私が映画を見て思ったことなんじゃないかなと少し思ったんですけど」と紹介。縛られて生きてきたスカーレットが物語を通して自分を愛せるようになっていくような作品だと説明し、「人生の愛を見つけられたときに自分が自分の人生を使ってどう生きていきたいか、生きる意味みたいなことが生み出せるんじゃないかと私には感じました」とまっすぐに語った。



 続けて「意味をもって生きなきゃということじゃなくて、生きることその行為自体に意味があって、生きることは愛することなんじゃないかなと感じます」とにっこり。「この作品を見てくださった皆さんにはたくさんの解釈があると思うんですが、生きること、愛することはどんなことだろうとスカーレットの生きる世界に思いを馳せながら一緒に考えていただけたらとてもうれしいなと思います」と呼びかけると、会場からは感嘆ととともに大きな拍手が巻き起こった。



 本作は、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)など数々の作品で日本のみならず世界中の観客を魅了し続けている細田守監督の最新作。テーマは“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする今までの細田作品と一線を画す物語。



 主人公・スカーレット役を芦田愛菜、そしてスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)役を岡田将生、スカーレットと聖の前に立ちはだかる最凶の宿敵・クローディアス(役所広司)の側近として、スカーレットの命を狙うヴォルティマンド役を吉田鋼太郎、コーネリウス役を松重豊、ガートルード役を斉藤由貴、ギルデンスターン役を染谷将太、墓掘り人役を宮野真守が演じる。



 MCは日本テレビの安村直樹アナウンサーが務めた。

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