
【エンタメ総合】
Mrs. GREEN APPLE、10周年ドキュメンタリー映画で“作曲シーン21分”を公開へ ありのままの場面写真も解禁
大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)によるスリーピースバンド・Mrs. GREEN APPLE。今月28日より公開されるライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~ ON SCREEN』と同時公開されるドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』から、彼らの“剥き出し”の姿を捉えた場面写真が公開された。
【画像】じっと見つめる若井&藤澤ほか…解禁ショット(一覧)
映画主題歌であり、ライブ「FJORD」で初披露された新曲「Variety」のレコーディング風景、メンバーが率直な思いを語るインタビュー、ニューヨークでのオフショット、撮影の合間に見せる柔らかい表情など、現在の3人を多角的に捉えたカットが並ぶ。
そこに映し出されるのは、音楽と真正面から向き合う姿、そして「Variety」の歌詞にある“代わりは居ない”という言葉に通じる、3人が“バンドである意味”を見いだしていく過程だ。
本作は、デビュー10周年の軌跡とともに、「Variety」制作の裏側に密着したドキュメンタリー。“今だからこそ生まれた特別な楽曲”に込められた思い、挑戦と葛藤、そして“ミセスがミセスのために書いたラブレター”と語られる現在地がスクリーンに描かれる。
監督を務めたのは、ドキュメンタリーの名手として知られる豊島圭介。『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』(2020年)で「第30回日本映画プロフェッショナル大賞」特別賞を受賞するなど、その演出力には定評がある。大森が主演を務めた映画『#真相をお話しします』(25年)を経て信頼関係を築いてきた豊島監督が、今回も“内面”に鋭く迫る視線を向けている。
中でも、大森の“聖域”とも言える作曲シーンは、本作の大きな見どころだ。これまで一切明かされることのなかった作曲シーンの撮影が実現したのも、豊島監督への絶大な信頼があってこそ。大森は「監督が豊島さんだというのもありますし、チームが知っている人たちだったので、『曲書くよ』というのも気軽に連絡できた。初対面のチームだったら絶対に受けなかったでしょうね」と明かしている。
豊島監督も、「『日本で今一番売れているバンドの曲が一体どうやって出来上がっているのか』という、誰もが興味を持つ秘密を間近で目撃できたことが非常に面白かった」と明かす。また、映像に収められるかどうかも未知数だった作曲シーンについては「正確にいうと、元貴君が<撮らせた>っていうことなんですけれど。撮らせてもいいと思ったわけだから、我々がいた意味がある」と振り返る。「あの映像は21分間あるんですけど、奇跡の21分っていうかね、あんなもの誰も見たことないわけです」と、その価値を強調した。












