
【映画】
石原さとみ、2人の子供の理想像を語る そのために「まずは2人の親である私自身が変わらなければいけない」
俳優の石原さとみ、アーティストのMIYAVIが6日、都内で行われた国連UNHCR協会の『第20回難民映画祭』の開催を記念したオープニング上映イベントに登壇した。
【全身ショット】綺麗…青いバラを持って登場した石原さとみ&MIYAVI&紗栄子
日本人初のUNHCR親善大使として世界の難民支援の現場を訪問し、故郷を追われた人たちの声を届けるMIYAVI、特別ゲストとして石原が登壇した。
石原は『難民映画祭』に関わるきっかけを話すことに。「数ヶ月前の話になるんですが、今年のハーバード大学卒業式でルアナ・ジャンさんという方が生徒代表でスピーチされたんです。そのスピーチを見て、震えるほど大変感銘を受けまして。その彼女のスピーチの一節で『人類は共に繁栄し、共に滅びる』というフレーズがあったんです。世界中の苦しみや喜びは一部の人だけのものではなく、私たちみんなに共有されるものだという趣旨だったんですけど、本当にその彼女のスピーチに感動した」と振り返る。
続けて「私には2人の子供がいるんですが、彼女のような視点を持つ大人になってほしいなと本当に強く思ったんです。この人のように世界の平和を真剣に考えられる人になってほしい。世界中の問題に対して自分ごととして捉えて思いを馳せるような人になったらどんなに素晴らしいんだろうって。そういう人にするためにはどうすればいいんだろうと思った時に、まずは2人の親である私自身が変わらなければいけないと気付かされました」と強く語る。「知ること、想像すること、語ること、そして行動に移すこと。彼女のスピーチからその大切さに気付かされまして。私の今後の人生の軸にしていきたいなと思ったんです。ちょうどそのタイミングで、今回の UNHCR難民映画祭のお話をいただいて、本当に大変に光栄に思い参加させていただきました」と経緯を語っていた。
『難民映画祭』は、2006年に日本初の「難民」に焦点をあてた映画祭としてスタートした。映像の力を通じて、難民となった人たちが困難を生き抜く力強さを伝え、日本社会で難民問題への理解と共感を広げることを目的に毎年開催している。これまでに世界各地から集めた270作品を上映し、のべ10万人以上が鑑賞している。今年はオープニング作品として『ハルツーム』が上映された。12月7日まで開催される。












