【エンタメ総合】
ヤーレンズの魅力全開!単独ライブで魅せた“圧巻の漫才”「我々しか出てきません」

『ヤーレンズ第1回単独ライブツアー2025 熱い胸さわぎ』の模様


 お笑いコンビ・ヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)による『ヤーレンズ第1回単独ライブツアー2025 熱い胸さわぎ』が、5月10日からスタートし、11月8日の東京・日経ホールでの公演をもって終演した。全国11都市で全公演ソールドアウト級の盛り上がりを見せ、累計1万3000人を動員した大型ツアーの終盤…その熱気を象徴するように、最終日前日の7日公演も圧巻の内容となった。ここでは、最終日の前日にあたる7日に行われた公演の一端を紹介する。



【写真】爆笑の連続!ヤーレンズ単独ライブの模様



 冒頭、映像演出が放映され、会場が明るくなると、後方両サイドから楢原・出井が姿を現す。思わぬサプライズに、会場一体が歓声に包まれる中、2人は笑顔で応じながら、舞台に向かって歩みを進めていく。



 舞台に上がって、出井が「我々しか出てきませんので、覚悟してください」と笑顔で呼びかけると、楢原は「座席がしっかりしていて、すばらしい。空調も良さそう」とニヤリ。丁々発止のかけあいが連なっていく漫才や会話を繰り広げる2人らしく、出井が「別の会場では公演が延びすぎて、空調が切られることがありまして」と笑わせた上で「今回、漫才を7本やる予定です。90分公演と告知していたんですけど、あんまり収まってなくて」と呼びかけた。



 冒頭のトークでも、ひとつのワードをもとに、話題があらゆる方向へと進んでいく会話に、会場も笑いが耐えない。2人のオープニングトーク後、実際の漫才へと入っていったが、出井が「もう30分ぐらい経過していますが、まだ1本しかやってない」と口にするほど、あっという間に時間が流れていった。



 合間のVTRでは、14~15キロほど増量した出井にまつわるクイズ、楢原のクラリネット演奏など、2人らしい構成に。漫才のネタでは、多彩な切り口と設定に、2人のかけあいが重なり合い、笑いが絶えず、漫才一本でやり切る潔さも相まって、充実感あふれる時間が流れた。漫才師としての強みと、全国ツアーを走り抜けた勢いがそのまま凝縮された単独ライブ。ヤーレンズの現在地を力強く示すステージとなった。

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"