
【エンタメ総合】
稲垣啓太×新井貴子夫妻、ファッションで初共演 「妻が考え方を変えてくれた」結婚を意識した理由【インタビュー全文】
ショパールジャパンは7日、ラグビー日本代表の稲垣啓太とモデルの新井貴子夫妻を起用した最新ヴィジュアルとスペシャルムービー、メイキングショット、特別インタビューを「ELLE DIGITAL(エル デジタル)」で公開した。ファッションシューティングとして夫妻が共演するのは今回が初めてとなる。
【写真多数】稲垣啓太×新井貴子 ファッションで初共演
ヴィジュアルでは、ブラックを基調にショパールのアイコニックなジュエリー「アイスキューブ」と、ラグジュアリースポーツウォッチ「アルパイン イーグル」をリンクさせ、“現代的なエレガンス”を表現。張りつめた空気感の中で見せる二人の佇まいは、静謐でありながら確かな絆を感じさせる仕上がりとなった。
公開されたメイキングでは、撮影の合間に交わす穏やかな笑みや視線など、公式カットでは見られない夫妻の素顔も収められている。互いへの信頼がにじむ瞬間を切り取った映像には、見る者を温かく包み込むような空気が漂う。
特別インタビューでは、夫婦としての支え合いや価値観の変化についても語られた。稲垣は「妻が考え方を変えてくれた」と明かし、新井は「一緒に過ごす時間の中で、互いのペースを大事にすることを学んだ」と話すなど、等身大の関係性を垣間見せている。
また、恒例の「今年の漢字」を問う質問では、稲垣が「絆」、新井が「縁」と回答。互いを思いやりながら歩んできた1年を象徴する言葉として選んだという。ファッションを通して描かれた“夫婦の形”は、見る者に静かな感動と余韻を残す。
■インタビュー全文
【「エル デジタル」タイアップページ「新井貴子と稲垣啓太、『ショパール』が紡ぐ光の軌跡」にて公開】
モデルとしてグローバルに活躍する新井貴子と、日本を代表するラグビー選手の稲垣啓太。ふたりにとって「ショパール」は心と心、そして絆を繋ぐ特別な存在だ。撮影について稲垣はこう振り返る。
「ふたりでのファッション撮影は初めてだったので、緊張もありましたが貴重な体験でした」。その隣で微笑む彼女の指先には、タイムレスな気品をまとった“アイスキューブ”のリングが輝いている。「撮影で手を重ねあっているとだんだん彼の体温が伝わってきて、いい意味で緊張しているんだなって」。ときおり笑いあいながら終始和やかなムードのふたり。「撮影中は、『今日のご飯どうする?』とか、妻とのなにげない会話が緊張を癒してくれました(笑)。自然体でいつものふたりが表現できたと思います」。
「ショパール」のアイコンウォッチ“アルパイン イーグル”と“アイスキューブ”のジャパンアンバサダーを務める稲垣啓太。改めて今回着用した“アイスキューブ”について、「グラフィカルな光の陰影は、シンプルな服はもちろん、ドレッシーな装いにもあう。相反するふたつの魅力を持ちあわせているのを感じました。私が普段からつけているリングは自分の体の一部のような存在です」。隣でうなずく貴子は、「今回撮影した中でいちばんのお気に入りはペンダント。光の角度によって多様な輝きを放ってくれる。Tシャツにデニムといったカジュアルな装いにワンポイントとして取り入れても素敵ですね」。
グローバルな世界でともに活躍し続けるふたり。プレッシャーに打ち勝つために互いをどう支えあっているのか。「特別なことをするより、できるだけ普段通りに過ごすようにしています。たとえ試合や撮影など、大切な日の前日でも、テレビ電話はいつも通り。少し早めに切り上げて、それぞれの時間に集中するのが私たちのスタイルです」と貴子。一方、稲垣は「お互いの成功をいつも祈っています。だからこそまずは自分自身に集中すること。そのうえで余裕が生まれ、相手をきちんとサポートできる。同時に刺激を与えあうことができるのではないでしょうか」。妻である貴子の存在についてこう続ける。「自分の考え方をすべて変えてくれたのが妻でした。激しいスポーツの世界に身をおいているので、もし万が一自分に何かが起きたら、家族であるのとないのとでは対応が異なる。愛する人に心配をかけたくないからこそ、互いの結びつきをより強いものにしたいと思いました」。
互いの人生に寄り添い、ともに歩み続けるふたり。ホリデーシーズンに感謝の気持ちを込めてメッセージを贈るなら?「これははずかしいやつですね(笑)。いつも感謝しているという気持ちを自分なりの言葉で彼女に伝えたいですね。ギフトを贈るなら撮影で着用していた時計です。かなり頑張らないといけないけど!」。「私は“ありがとう”です。夫から言われて一番嬉しい言葉だから。些細なことでもいつも“ありがとう”って言ってくれるんです。だからこそ私もその言葉を贈りたい」。
【「エル デジタル」タイアップページ未公開インタビュー】
―――“アルパイン イーグル”ジャパンアンバサダーとして3年目を迎えられた稲垣さん。
新井さんとおふたりで「ショパール」のアイテムを身につけていただいてのご感想や、
今回新たに感じた「ショパール」の魅力について教えてください。
稲垣啓太(以下、稲垣):ふたり揃ってこのようなファッションの撮影をさせていただいた経験は初めてで、それが僕がジャパンアンバサダーを務めさせていただいている「ショパール」の“アルパイン イーグル”と“アイスキューブ”の撮影であるということが、非常に感慨深い一日でしたね。妻はファッションモデルとしてのプロフェッショナルなので、すごく勉強させていただきました。写り方云々ではなくて、一つの撮影に対して取り組む姿勢であったり、考え方、そういった部分において、改めて妻のプロフェッショナルとしてのすごさを実感することができて、僕にとってすごく学びになりました。精神的にもっと学ぶべきことが多いなと思いました。
――ご自身でつけられる“アイスキューブ”と
新井さんがつけていらっしゃる“アイスキューブ”とでは印象は変わりましたか?
稲垣:つける人が変わると全然印象が変わる、というのは今日改めて実感しました。妻がつけると、やはりすごくドレッシーに見えます。僕は基本日常使いで“アルパイン イーグル”をつけることが多く、もちろんドレススタイルに合わせることもあるのですが、それ以上に、やはり妻がつけるとより洗練された光り方をするなとは感じました。つけた人になじむ、その人に合わせた輝き方をするというのも“アイスキューブ”の魅力だと思います。
――撮影に向けて、おふたりで相談や打ち合わせはされましたか?
新井貴子(以下、新井):打ち合わせは特にしていないです。半年前くらいにお知らせいただいたのですが、この撮影がファッションの撮影としてふたりでは初めてということに気が付いて、この半年間ずっと楽しみでした。
――ジュエリーに対する特別な思いやエピソード、ジュエリーを選ぶ際のポイントがあれば教えてください。
稲垣:僕はいわゆるルーティンというものをあまり決めないようにしています。なぜかというと、それがないと試合に臨めない、それがないと不安になってしまう、準備ができないとなると、それはちょっと違うかなと。そういった意味では、ジュエリーは僕にとって毎日つけるものなので、それが唯一のルーティンなのかもしれないです。自分の体の一部として扱っているので、つけていて自分の一部として安心できます。時計のアンバサダーをやらせていただいてることもあって、それを見るたびに、ちょっと初心を思い出すというか。そういった感覚があるので、体の一部として毎日着けていると、着けていない日は違和感があります。だからジュエリーを選ぶ際も、毎日つけていたいもの、という観点で選んでいます。
――新井さんはいかがでしょうか。
新井:私も、例えば大切な仕事やコレクションの前に「これがないと」というルーティンを課すことは、今までなかったんです。しっかり準備して、最後は準備してきた自分を信じて頑張るというのが、逆にそれがルーティンみたいにはなっていますね。でもやっぱり、今回のようなお仕事や、何か舞台に上がるときなどにジュエリーをつけさせていただくと、そのときにはそれが私にとって「背中を押してくれるお守り」のようにも感じています。なおかつ、結婚をして夫から結婚指輪を貰って、それまでは「これがないといけない」みたいな感覚になったことはなかったんですけど、結婚指輪をつけるようになってから、たまたま忘れた時とかに違和感を持つようになりました。ジュエリーってつけているうちにこうやって特別な意味を持っていって、自分の中での感覚が変わっていくんだということを、改めて知ることができましたね。
――それだけ人生の決意のアイテムでもあり、大切なものになるというのを、ご結婚されて初めて感じられたのですね。
新井さん:そうですね。やっぱり、今回のホリデーコレクションもそうですけれど、誰かに何かを渡すときって、少なくとも絶対、その相手のことを考える












