
【ゲーム】
Cygames、コナミと和解 『ウマ娘』特許権に関する訴訟で「紛争の早期解決」
Cygames(サイゲームス)は7日、コナミデジタルエンタテインメント(コナミデジタルエンタテインメント)が同社に対して提起していた『ウマ娘 プリティーダービー』に関する訴訟(本件訴訟)、および本件訴訟の対象特許に対して請求した無効審判(本件無効審判)について、和解したことを公式サイトで発表した。
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サイトでは「当社に対する訴訟の和解について」とし「本件をめぐる対応として、2023年3月31日付で訴訟を提起されて以降、当社は本件訴訟に係る全ての対象特許(18件)に対して無効審判を請求してまいりました」と経緯を説明。
「当社は、特許権侵害の事実はないと確信しておりますが、紛争の早期解決と『ウマ娘 プリティーダービー』のユーザーのみなさまに今後も長く安心してお楽しみいただける環境の確保を図る観点から、このたび和解することとしました。なお、和解条件については秘密保持義務に基づき公表を差し控えさせていただきます」と伝えた。
最後に「当社はコナミデジタルエンタテインメントをはじめとしたゲーム業界各社のクリエイターの努力や、作り上げてきた数々のゲームを尊重しております。本件和解により、改めてゲーム業界の更なる発展を目指していきたいと考えています。また、サイゲームスのコンテンツを通じて世界中のみなさまに楽しんでいただけるよう、これからも努めてまいります」と記した。
同騒動は、2023年にCygamesが、コナミデジタルエンタテインメントから特許権侵害に関する訴訟の提起を受けていたもの。その際、「当社に対する訴訟の提起について」と題したコメントで、「当社は、コナミデジタルエンタテインメントと『ウマ娘プリティーダービー』のゲームシステムおよびプログラムの一部について、特許権等の協議を誠意をもって行ってまいりました。しかし、当社の見解がコナミデジタルエンタテインメントに受け入れられることはなく、訴訟を提起される形となりました」と報告。
「『ウマ娘プリティーダービー』がコナミデジタルエンタテインメントの特許権を侵害している事実はないと考えており、その正当性を本件訴訟にかかる手続きの中で明らかにしてまいります」と伝え、ファンや関係者に向けて「ご心配・ご迷惑をおかけしますが、『ウマ娘プリティーダービー』は今後も変わらずサービスを提供してまいります」と表明していた。












