【エンタメ総合】
市來玲奈アナ、『ベストアーティスト』舞台裏告白 櫻井翔&羽鳥慎一が“目くばせ”も…【オリコンライターズ】

11月9日放送『ライターズ!』に出演する市來玲奈アナウンサー


 日本テレビ系で29日に放送の音楽特番『ベストアーティスト2025』(第一部 ※一部地域除く 後3:55~4:55/第二部 後7:00〜10:54)。きのう8日に出演アーティスト情報の第一弾が解禁となった中、『ベストアーティスト2025』で総合司会の櫻井翔、司会の羽鳥慎一・バカリズムとともに司会として番組を進行する同局・市來玲奈アナウンサーが、番組の見どころや、長年共演している司会陣の舞台裏エピソードを語った。この模様は、9日放送の覆面ライターたちが番組出演者の素顔に迫る番組『ライターズ!』(同局系 深 1:35〜1:55)にてオンエア。放送に先駆け、記事でもその内容を紹介する。



【写真】今年も頼もしい3人!司会を務める羽鳥慎一ら



■「ずっと音楽を聴いて育ってきた」出演者との思い出



 放送を控え楽しみにしていることを聞くと「もう全部です!」「私は本当に音楽が大好きで、母のお腹の中にいる時からずっと音楽を聴いて育ってきたので、音楽特番の楽しみにしていることといったら、その全て」と答えた。



 きのう解禁となった第一弾出演アーティストは、Ado 、Aぇ! group、m-flo、SixTONES 、Creepy Nuts、SUPER EIGHT、Perfume、Hey! Say! JUMP、ポルノグラフィティ、Mrs. GREEN APPLE、(五十音順)という顔ぶれ。中でも注目のアーティストとしては、2026年からの“コールドスリープ”を控えているPerfumeを挙げた。



 Perfumeとは市來アナが過去の『THE MUSIC DAY』で“『行列』版Perfume”としてコラボレーションした経緯もあり、「それからも仲良くさせていただいていて、本当は(コールドスリープが)すっごく寂しいんですけども、こうやってコールドスリープを前に『ベストアーティスト』でご一緒できるということが楽しみです」と語る。



 すでに豪華なラインナップの中、「その(第一弾情報解禁の)後に何が待ってるの?」と楽しみにしていてほしいとのことで、今後のさまざまな出演者や企画の情報解禁も期待されるところ。今後解禁される情報の中での注目ポイントを聞くと、あるアーティストが「海外でパフォーマンス」するステージもあるよう。



 また今年の『ベストアーティスト』の新たな点として、毎年放送されてきたGP帯での4時間の放送を第二部とし、これまでは当日の見どころなどが紹介されてきた日中の1時間を第一部と位置付け、合計5時間の特番となる点がある。第一部は、第二部と異なるラインナップで、「第一部のためだけに来てくださるアーティスト」が出演するという。



 「バカリズムさんと一緒にネクストゲートというコーナーで2020年に携わらせていただいて、その翌年から司会として参加させていただいている」と『ベストアーティスト』への出演歴も長い市來アナ。長年共に番組を進行する櫻井・羽鳥・バカリズムについても話を聞いた。



 「音楽特番においてアーティストの方の歌唱は一番大切な時間」という一方「生放送はどうしても時間が前後してくる」。そんな中「話が盛り上がって予定よりも少し押してきちゃった時に、どこで(時間を)削るかとなると、トークの時間の微調整。例えばCM に入る前のちょっとした一言の秒単位の微調整が行われていて」「見ている限りではわからない調整の仕方を櫻井さんと羽鳥さんはされていて、このお二人にはやっぱり阿吽(あうん)の呼吸がある。目くばせをしたり…もう目くばせどころではなく、ちょっとした息遣いみたいなところで調整されている」と舞台裏を教えてくれた。



 そして、そのような生放送の状況で「それを笑いに変えるのがバカリズムさん。バカリズムさんは笑いを掛け合わせた尺調整のプロだなと感じます」と市來アナ。「『急いでいるから、ちょっとトーク時間が短くなっちゃった、ごめんね』ということをアーティストの方に見せない心がけ」を感じるという。



 市來アナも「アナウンサーの先輩方からの助言でもある」という「本番で100%出せるように、120%、150%、できる限りギリギリまで準備をし続ける」ことを意識し臨んでいると語る。



 なお司会陣の衣装は「今年は光沢感があるな、今年はベロアっぽいな」などと「いつもみんなで『こういうテンションだよね』というのをそろえて立つ」とのことで、4人のコーディネートにも注目だ。



■過去の放送で感じた「今までにない緊張感」シーン



 今年で25回目の放送となる『ベストアーティスト』。その節目にちなみ、これまでで印象に残っているシーンを聞くと「これはちょっと今までにない緊張感だなと思った」という、櫻井のピアノ生演奏で放送がスタートした2021年のオープニングのシーンが挙がった。



 「櫻井さんが本当に緊張されていて、羽鳥さんもバカリさんも私も、みんなで『緊張する』って(言っていた)。緊張した時の(2021年の会場)幕張メッセのあの広―い会場の静けさってものすごくて。(放送開始前に)準備していた時も、(櫻井の)楽屋からピアノの練習の音が漏れ聞こえていたんですよ。『櫻井さんずっと練習されてる』と思いながら本番を迎えたので、私もすごく緊張していて、その中で始まったあの一音というのは本当に素敵でした」と振り返る。



 ちなみに、『ベストアーティスト2025』でも第二部のスタート時にオープニングアクトが「あるんです」とのことで、誰がどんなパフォーマンスをするのか続報が気になるところ。



 『ベストアーティスト』の今年のテーマは「音楽の旅」。それにちなみ、市來アナの人生に寄り添った曲についてもトークを展開した。



 市來アナの思い出の一曲は、家入レオの「Shine」。「高校2年生時、(当時所属していた)乃木坂46の活動と高校の両立をしていた時に、すごく楽しい反面、学校との両立ができていないんじゃないかとか、グループに迷惑かけちゃっているんじゃないかという葛藤というか、高校生の自分としてはいろいろ悩んでいた時期ではあった」中で、元々デビュー曲から好きだったという家入のこの曲に「すごく強い力で背中をボンって押してもらった感覚があった」そう。



 今でも「『家入さんお願い、力ください!』とふとした時に家入さんの声が聴きたいと思うことが多くて、今日会社に来る時も聴いていました」という市來アナ。しかしこれまで対面した機会はないそうで「ずーっとテレビに映る家入さんに片思いしています」と、『ベストアーティスト』などで今後対面が実現するかどうか?と期待を込めている様子。



 この自身のエピソードのように、「『あのアーティストのこの曲が、誰かの力になっている瞬間』ってたくさんあると思っていて」と音楽の魅力を語った市來アナ。「『ベストアーティスト』を見たら、皆さんが自分の人生を振り返って、『よし、今日から、明日から頑張ろう』と思える楽曲がたくさんあるなと、毎年やってきて思っています」と、「全世代が楽しめる」さまざまなアーティスト・楽曲が登場する『ベストアーティスト』の魅力を表現。楽しみな様子で「全身で音楽を受け止めたいなと思っています」と語ってくれた。

(取材・文/アーバン・タカト)

※取材の模様は、9日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/深1:35)でもご覧いただけます。

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"