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祖父は松本白鸚、父は松本幸四郎…20歳・市川染五郎の想い オファー殺到の裏側も 今夜『情熱大陸』見どころ

9日放送『情熱大陸』に登場する八代目市川染五郎(C)MBS


 歌舞伎俳優の八代目 市川染五郎が、きょう9日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(後11:00)に登場する。



【動画】20歳・市川染五郎の素顔…『情熱大陸』予告編



 祖父は二代目松本白鸚、父は十代目松本幸四郎。江戸時代から続く歌舞伎の名門に生まれた20歳の青年は、誰かに強要されたわけでもなく真っ直ぐな目で歌舞伎への愛を語る。「パワーをもらえる」と、楽屋には高祖父から代々の写真を飾り、空き時間には歌舞伎のアーカイブ映像を視聴する。



 今年は、直木賞受賞作を原作とした新作歌舞伎『木挽町のあだ討ち』の主演に抜てきされた。共演は、父・幸四郎をはじめそうそうたる先輩たち。けいこ場で、父や先輩の姿に学びながら、「舞台の真ん中に立つ」責任を果たすべく汗をかく。



 そんな染五郎には、ドラマや雑誌などジャンルを超えたオファーが殺到している。ファッション誌のモデルをすれば「すべての指先に神経が行き届く人はモデルにもほとんどいない」と編集長が舌を巻く。さらに、初めて現代劇に挑戦すれば「彼にしかない不思議なたたずまいが美しい。どこか、背筋が伸びている」と共演した西島秀俊が驚く。



 染五郎は、仕事の幅が広がることを「舞台で観客が見るのは今の自分。映像は過去の自分」「舞台は客席に観客がいるが、映像は観客が舞台に上がって自分の横にいるイメージ」と独特な表現で客観視する。一方で、無事にドラマの撮影を終えた後、両手にクレープを持ってかぶり付く姿には、少年のようなあどけなさ。「役者にゴールはなく、何歳になっても、何十年経っても、修行の身です」。

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