【その他】
「AIじゃないの!?」エイサーを踊る天才2歳児に760万回再生、「神がおりてきてます」

エイサーに夢中な2歳児(Instagram/@senayuri_gramより)


 沖縄の伝統芸能である“エイサー”を踊りながら、手に持ったバチで太鼓を叩く2歳の男の子。太鼓を叩く際の手首の捻り方があまりにも鮮やかで、とても2歳児とは思えないような姿を収めた動画が760.3万回再生を超える反響を呼び、「手首のひねり方がプロ」「神がおりてきてます」「前世でやってたね」などとコメントが寄せられた。動画を撮影した際の状況やエイサーにハマったきっかけなどについて、お母さんに話を聞いた。



【写真】天才2歳児、太鼓を持って人格が変わる瞬間



◆洗面器と棒で練習も…朝から晩までエイサーに夢中な2歳児



――2歳の息子さんがエイサーに夢中になる様子を収めた動画が、「本物!? AIではなく!? 天才すぎませんか」などと大きな反響を呼びました。ほかの子どもたちが遊んでいる中、1人エイサーに夢中になる息子さんの姿を見て、どのように感じましたか?



「朝起きてすぐ、夜寝る前まで、毎日パーランクー(エイサーで使われる、片面に牛などの皮を張った手持ちの太鼓)とバチを持っているので、2歳でここまで夢中になれるものに出会えてうれしく思います。お友だちと遊ぶことよりエイサーに夢中になっている姿がクスッと笑えたので、この動画を撮りました」



――息子さんは何歳からエイサーに興味を持ち始めたのでしょうか?



「1歳を過ぎた頃に『沖縄全島エイサーまつり』に行き、興味を持ち始めました。初めはお兄ちゃん(3才)がハマり、その姿を見て洗面器と棒を持って叩き始めて覚えていきました」



――日々どのくらいの時間、練習をしているのですか?



「本当に毎日、朝起きてすぐに『エイサー見る』と言ってきて、保育園の準備をしながらエイサーを見たりパーランクーを叩いたりしています。夕方に帰ってきてからも即エイサーです。保育園でもおままごとのおもちゃなどを持って叩いているとのことです」



――息子さんは、エイサーのどんなところを楽しんでいるのでしょうか?



「かっこいいお兄ちゃんたちを見て魅力的に感じ、『同じ動きをしたい!』と思っているのかなと感じます。振り付けやジャンプをする動作などもよく観察し、真似をして喜んでいます」



――エイサーをイベントなどで披露したことはあるのですか?



「まだ2歳なので、どこかの団体に所属したり、習い事として習っていたりするわけではないので、特に人前で披露した経験はありません」



◆神がかった太鼓さばきに“人生3周目ですね”の声も…「日常ではまだまだ人生1周目と感じることが多い」



――2歳児とは思えない手首の動かし方やバチさばきですが、エイサーをやっている大人から見て、その技術の高さはどうなのでしょうか?



「特にどなたかに伺ったことはありませんが、Instagramにたくさんの方からいただくコメントの中では、『エイサーやっていますが、バチさばきがすばらしい!』『息子も太鼓をやっていましたが、動画を観てすごいと言っています!』などと褒めてもらえることがありました」



――「人生3周目ですね」といった声もありますが、エイサー以外でも息子さんに“人生○周目”を感じることはありますか?



「現在2歳5ヵ月ですが、日常ではまだまだ人生1周目と感じることが多いです。特に、タクシーやバス、パトカーなどを道で見かけると、全て『きゅーきゅーしゃー!』と呼び、違いを認識できていない様子に、人生1周目だなと感じました」



――お兄さんは自然と虫が好きとのことですが、2人の普段の様子や成長を感じた瞬間を教えてください。



「お兄ちゃんは外遊びが好きで、中でも虫取りが大好きです。なので、私は兄の虫取りを一緒に楽しみながら、弟のエイサーを見守っています(笑)。普段はケンカも多いですが、2人でごめんねをし合ったり、お互いに良いところ悪いところも受け入れられるようになり、日々成長を感じます」



――2人を育てる上で気をつけていることは?



「『おはよう』『ありがとう』『ごめんね』といった言葉など、人と関わる際のコミュニケーションの大事さを教えるようにしています。大人にとっては当たり前のことでも、子どもではまだ感じ取れない部分や伝えられない場面があると思うので、それを言葉にして伝えるようにしています」



――逆に、お子さんを通して気づかされたことはありますか?



「大人にとっては小さな行動でも、子どもなりの考えで動いているときもあるので、コミュニケーションを取って相手の気持ちを考えることは、親子の関係でもとても大切だと改めて感じました。最近では兄弟で遊べる年齢になってきて、ごっこ遊びやボール遊び、エイサーなど、一緒に遊んでいる姿を見るととても幸せを感じます」



――では、子育てで大切にしていることは?



「お兄ちゃんだから抱っこや日常生活の補助をしないのではなく、お兄ちゃんでも甘えていいことが伝わるように、“平等”に接しています。もちろん、自立が必要な場面では自分でできるように教えますが、お家にいるときは心も体も休まる場所になるように、子どもと過ごす時間のすべてを大切にしています」

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