【映画】
山田裕貴主演の映画『爆弾』撮影秘話 「本当に爆発させています」「リアクションも本物」

映画『爆弾』名古屋舞台あいさつ(左から)山田裕貴、永井聡監督 (C)呉勝浩/講談社(C)2025映画『爆弾』製作委員会


 俳優・山田裕貴が9日、地元の愛知・名古屋市内で行われた主演映画『爆弾』(公開中)大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。



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 山田が永井聡監督とともに「ミッドランドスクエア シネマ」に登場すると、大歓声。「盛り上がりが凄い!」「海外プレミアか何か!?」と驚くほどの状況のなかでのトークとなった。



 山田は、試写会やヘルシンキ国際映画祭でのワールドプレミア上映、そしてプライベートですでに3回同作を鑑賞。「この映画は音にもこだわっているので、音の良い環境で観たくて3回目はドルビーアトモスで観ました。自分が出ている映画なので、反省点を探しながら見てしまうこともあるんですけど、ようやく3回目で冷静に観られたというか。3回観てもまだ面白いのか!という、本当に総合力の高い作品だなと思いました」と熱弁した。



 永井監督も音響にこだわりがあり、「『爆弾』というタイトルから爆発を期待されると思ったので、映像も音も胸に迫る立体感を意識しました。爆発シーンは、エキストラを入れて基本的に火薬を使って本当に爆発させています。伊藤沙莉さんと坂東龍汰さんの巡査コンビが直面するバイクの爆発シーン、あそこでの彼らのリアクションも本物です」と明かした。



 山田は「爆発シーンで逃げ惑う人々や、警察の特殊部隊が出動する一瞬のカットまで気合が入っていて素晴らしい。僕がめっちゃ好きなのは、代々木公園の爆破のシーン。救助に来た人が目の前の怪我人を横切ってしまう描写があったり、現場の混乱が伝わってきてすごい迫力でしたね」と振り返った。



 同作は、「このミステリーがすごい!2023年版」「ミステリが読みたい 2023年版」で1位を獲得した呉勝弘氏の同名小説を実写映画化。酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された謎の中年男(佐藤二朗)が、自らを「スズキタゴサク」と名乗り、都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。彼はいったい何者なのか、そして仕掛けられた“爆弾”の正体とは。警視庁捜査一課の類家(山田)が真正面から勝負を挑む。

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